発行する切手のデータ
滝沢馬琴の肖像 藤原義江の肖像
名称 | 平成10年文化人切手 |
発行日 | 平成10年(1998)11月4日(水) |
料額 | 80円 | 80円 |
発行数 | 2,000万枚 | 2,000万枚 |
意匠 | 滝沢馬琴の肖像 | 藤原義江の肖像 |
印面寸法 | 縦35.5mm 横25.0mm | 縦38.5mm 横28.0mm |
版式・刷色 | グラビア4色・凹版1色 | グラビア5色・凹版1色 |
シート構成 | 10枚(縦5枚・横2枚) | 10枚(縦5枚・横2枚) |
原画構成者 | 青木義照(デザイナー) | 及川 滋 (大蔵省印刷局工芸官補) |
初日印指定局 | 〒294-8799 館山郵便局 | 〒751-8799 下関郵便局 |
発行する切手の意匠等
- 文化人切手について
我が国の今日の発展の基礎を築いた学術・文化の先覚者の偉業をたたえるとともに、今後の我が国の学術・文化の発展に資するため、平成4年(1992)から文化人切手を発行しています。
- 切手の意匠について
- 滝沢馬琴(1767年〜1848年)
滝沢馬琴は、1767年江戸深川生まれ。「用尽二分狂言」を刊行したのち、旺盛な創作活動を開始。読本「高尾船字文」、「月永奇談」、「南総里見八犬伝」、「朝夷巡島記」等を次々に発表。中でも、「南総里見八犬伝」は滝沢馬琴が28年もの歳月をかけて書き上げた大作です。晩年には失明したが、死の直前まで創作活動をやめなかったといわれています。
また、馬琴は姓を滝沢、名を興邦後に解といいますが、戯作用の名前曲亭馬琴(きょくていばきん)をはじめ、その他に40余りもの名前を持っていたことでも有名です。
- 藤原義江(1898年〜1976年)
藤原義江は、1898年山口県下関生まれ。新国劇の俳優をめざし、1918年浅草オペラにデビュー。イタリア留学後、ロンドン、アメリカでリサイタルを行い、帰国後1934年に藤原歌劇団を創立し、第1回公演として「ポエーム」を上演。藤原義江に率いられた藤原歌劇団は「アイーダ」、「ドン・ジョヴァンニ」、「タンホイザー」等のオペラの日本初演を行い、草創期の日本オペラ界で指導的な働きをしました。「われらのテナー」として親しまれていた藤原義江は、山田耕筰等の作曲した日本歌曲の普及にも多大な貢献をしました。
初日用通信日付印
手押し 記念押印機
この切手の情報は郵政省の報道発表資料を参照して作成しました。
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