日本の民家シリーズ第4集郵便切手のデータ
神尾家住宅 中村家住宅
名称 | 日本の民家シリーズ第4集 |
発行日 | 平成10年(1998)8月24日(月) |
料額 | 80円 |
発行数 | 2,000万枚(2種連刷・各1,000万枚) |
意匠 | 神尾家住宅 | 中村家住宅 |
印面寸法 | 縦36.0mm 横36.0mm |
版式・刷色 | グラビア5色・凹版2色 |
シート構成 | 20枚(縦5枚・横2枚が2面) |
写真撮影者 | 兼松 史晃(郵政省技芸官) | 日び 貞夫(写真家) |
凹版彫刻者 | 植松 浩二(印刷局工芸官補) | 佐々木裕史(印刷局工芸官) |
初日印指定局 (手押し) | 871-0799 山国郵便局 | 〒900-8799 那覇中央郵便局 |
(注) 日本の民家シリーズ第4集の版式・刷色はシートでグラビア5色・凹版2色となり、単片ではグラビア5色・凹版1色となります。
発行する切手の意匠等
- 日本の民家シリーズについて
平成7年(1995年)には、大型木造住宅集落の典型として「白川郷・五箇山の合掌造り集落」が、世界遺産に指定されたことに鑑み、広く内外に日本文化の一端を紹介する一助とするため、我が国の各地方に残る代表的な民家を題材にシリーズ切手を発行します。
- 切手の意匠について
- 神尾(かみお)家住宅
大分県下毛(しもげ)郡山国町に現存する民家。建築年代は1771年。茅の軒を深くふきおろし、棟は馬屋まで含めて四つもあり、雁行型になっています。広間を中心とした間取りや大小の棟を組み合わせた複雑な屋根はこの地方から大分県西部の民家に多く見られる特徴です。
また、この民家には竹が多く用いられており、竹を多く用いる九州以南の民家の特徴も持ち合わせています。
- 中村(なかむら)家住宅
沖縄県北中城(きたなかぐすく)村に現存する民家。1727年に屋敷を造成、現在の瓦屋根にしたのは明治時代中ごろ以降。琉球石灰岩を積み上げた石垣を設けており、赤瓦をのせた主屋・離れ屋・高倉などが残る中村家は、琉球王朝時代の地頭代及び地方豪農の代表的な民家。
奇跡的に沖縄戦の戦災を免れたこの住宅は、室町時代の日本建築と中国の建築様式を合わせもつ、独特な民家です。
初日用通信日付印
手押し 記念押印機
この切手の情報は郵政省の報道発表資料を参照して作成しました。
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