国際文通週間・グリーティング郵便切手のデータ



名称 国際文通週間・グリーティング郵便切手
発行日 平成9年(1997)10月6日(月)
販売期間 平成9年(1997)10月6日(月)から
 平成10年(1998)2月5日(木)まで
料額 90円 110円 130円
発行数 2,000万枚2,000万枚2,000万枚
意匠 上段 安藤 廣重筆
東海道五十三次・程ヶ谷
安藤 廣重筆
東海道五拾三次之内・亀山
安藤 廣重筆
隅田川堤雪の眺望(江戸名所雪月花の内)
下段 酒井 抱一筆
四季花鳥図巻(部分)
酒井 抱一筆
四季花鳥図巻(部分)
酒井 抱一筆
四季花鳥図巻(部分)
印面寸法 縦30.0mm × 横42.0mm 
版式・刷色グラビア5色 グラビア6色
シート構成 10枚(縦2枚・横5枚)  (上段)国際文通週間  (下段)グリーティング
原画構成者 森田 基治(郵政省技芸官)
初日印指定局〒519−01
 亀山郵便局


グリーティングカードのデータ

種類 3種類
発行日 平成9年(1997)10月6日(月)から当分の間
売価 100円
販売数 39万枚(各13万枚×3種)
販売局所  普通郵便局。
 ただし、お客様の需要が見込まれる場合には、他の郵便局においても販売。
版式刷色 オフセット5色
寸法   縦115mm×横160mm(展開寸法 縦230mm×横160mm)
意匠等  四季花鳥図巻(酒井 抱一画  東京国立博物館所蔵)
原画構成者森田 基治(郵政省技芸官)


発行する切手の意匠等

     
  1. 国際文通週間・グリーティング郵便切手について
     国際文通週間は、世界の人々が文通によって文化の交流に努め、世界平和に貢献しようという趣旨で、昭和32年(1957)の第14回万国郵便大会議においてその設定(期間は、万国郵便連合創設記念日である10月9日を含む1週間)が決議されたものです。
     わが国では、毎年10月6日から同月12日までの1週間を「国際文通週間」と定め、このキャンペーンの一環として、昭和33年(1958)以降、毎年「国際文通週間にちなむ郵便切手」を発行しています。
     
  2. 切手の意匠について
       
    1. 東海道五十三次・程ヶ谷
       黒々としたケヤキの大木、冷ややかな水面等、画面全体が写実的な様子で描かれ、旅愁が伝わってくるようです。
       (安藤廣重[1797〜1858]筆・太田記念美術館所蔵)
       
    2. 東海道五拾三次之内・亀山
       雪晴れの朝に、急な坂を人馬の行列が登っていく様子が描かれています。画面の構成は、安藤廣重独自の対角線が十分に活用され、日本の代表的な雪景色の名画のひとつと言われています。
       (安藤廣重 筆・太田記念美術館所蔵)
       
    3. 隅田川堤雪の眺望(江戸名所雪月花の内)
       雪の上を歩いている前かがみの女性は、安藤廣重の特色ある美人の姿勢だと言われています。降り続く雪、筏師及び女性の静かな動きが、画中に巧みに表現されています。
       (安藤廣重 筆・東京国立博物館所蔵)
       
    4. )四季花鳥図巻
       春夏及び秋冬の二巻仕立てで構成された豊饒華麗な花鳥図巻で、鮮明な色彩美の他に、曲線等が効果的に用いられ、それらに生き生きとしたリズムがつけ加えられています。
       (酒井抱一(さかい ほういつ)[1761〜1828]筆・東京国立博物館所蔵)



この切手の情報は郵政省の報道発表資料を参照して作成しました。



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