メキシコ移住100周年記念郵便切手のデータ

 
名称  メキシコ移住100周年記念郵便切手
発行日 平成9年(1997)5月12日(月)
料額 80円
発行数 2,000万枚
意匠 メキシコの神話 
印面寸法 縦36.5mm 横28.05mm 
版式・刷色グラビア5色
シート構成20枚(縦5枚・横4枚)
原画作者ルイス・ニシザワ(画家) 
原画構成者森田 基治(郵政省技芸官) 
初日印指定局〒450
   名古屋中央郵便局


発行する切手の意匠等

  1. メキシコ移住について
     明治政府の外務大臣であった榎本武揚は、1891(明治24)年、外務省に移民課を創設、翌年退官後メキシコに入植地を開拓する目的で「日本植民協会」を組織し、1895(明治28)年には墨国移住組合を設立しました。
     移民の実施は、1897(明治30)年3月24日に第1団が横浜から出港し、同年5月10日にサン・ベニート港(現在のプエルト・マデロ)に上陸したのが始まりであり、1997(平成9)年は100周年という節目の年に当たります。
     
  2. 切手の意匠について
     描かれているのは、メキシコの神話の中の「鷲騎士」及び「虎騎士」で、中央部は日本・メキシコ両国共通のシンボルとして「太陽」をアレンジしています。
     原画はメキシコ在住日系人画家のルイス・ニシザワ氏が描いたもので、メキシコ合衆国で発行される同記念切手のデザインにも採用されます。
     ルイス・ニシザワ氏は、現在、メキシコの国民的画家の一人として数えられています。また、メキシコ州トルーカ市にルイス・ニシザワ美術館が作られ、そこで絵画教室を開いて後輩の指導に当たっています。



この切手の情報は郵政省の報道発表資料を参照して作成しました。


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