発行する切手のデータ
宮沢賢治の肖像 塙保己一の肖像
名称 | 平成8年文化人切手 |
発行日 | 平成8年(1996)8月27日(火) |
料額 | 80円 | 80円 |
発行数 | 2,000万枚 | 2,000万枚 |
意匠 | 宮沢賢治の肖像 | 塙保己一の肖像 |
印面寸法 | 縦35.5mm 横25.0mm |
版式・刷色 | グラビア5色・凹版1色 | グラビア4色・凹版1色 |
シート構成 | 10枚(縦5枚・横2枚) | 10枚(縦5枚・横2枚) |
原画構成者 | 青木義照(デザイナー) |
発行する切手の意匠等
- 文化人切手について
我が国の今日の発展の基礎を築いた学術・文化の先覚者の偉業をたたえるとともに、今後の我が国の学術・文化の発展に資するため、平成4年(1992)から文化人切手を発行しています。
- 切手の意匠について
- 宮沢 賢治(1896年〜1933年) 〜生誕100年〜
宮沢賢治(ミヤザワ ケンジ)は、明治29年(1896)8月27日に岩手県花巻市に生まれ、詩集「春と修羅」や童話「注文の多い料理店」、「銀河鉄道の夜」といった作品をはじめ、彼自身の宇宙的感覚、自然科学の知識に裏付けられた豊かな言語表現、想像力とから、詩、童話、短歌等多くの作品を著したものの、ほとんどの作品が認められることなく生涯を終え、没後、その功績が認められています。
切手の意匠には、宮沢賢治の肖像と、背景に彼の手帳に記された直筆の詩「雨ニモマケズ」の冒頭部分を配しています。
- 塙 保己一(1746年〜1821年) 〜生誕250年〜
塙保己一(ハナワ ホキイチ)は、寛政5年(1793)に和学講談所を江戸(現在の東京都内)に設立し、のちに官立となってもこれを主宰し講義、会読を行ったほか、京都や名古屋などにも史料の収集に訪れ、「群書類従」(グンショルイジュウ)、「武家名目抄稿」など多くの編さん事業を手掛けました。彼の業績により、それぞれの文献が散逸することなく、後世に貴重な資料として受け継がれていると言われています。
切手の意匠には、塙保己一の肖像と、「群書類従」に納められた版木から刷った「竹取翁物語」の一部を配しています。
この切手の情報は郵政省の報道発表資料を参照して作成しました。
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