戦後５０年メモリアルシリーズ第３集郵便切手

発行する切手のデータ

高度経済成長（新幹線・高速道路）　家電製品の普及と女性の社会進出

名称	戦後５０年メモリアルシリーズ第３集郵便切手
発行日	平成８年（１９９６）８月２７日（火）
料額	８０円	８０円
発行数	２，２００万枚	２，２００万枚
意匠	高度経済成長（新幹線・高速道路）	家電製品の普及と　女性の社会進出
印面寸法	縦３３.５mm　横２５.０mm
版式・刷色	グラビア５色
シート構成	１０枚（縦５枚・横２枚）	１０枚（縦５枚・横２枚）
原画構成者	森田基治（郵政省技芸官）

（原画写真提供：共同通信社（高度経済成長（新幹線・高速道路）、家電製品の普及と女性の社会進出）及び社団法人日本電機工業会（家電製品の普及と女性の社会進出）

発行する切手の意匠等

戦後５０年メモリアルシリーズについて
　第二次世界大戦が終結した昭和２０年（１９４５）から平成７年（１９９５）までの戦後５０年を振り返り、その間の代表的な出来事や人物等を題材とした切手をシリーズ化して発行しています。
　
切手の意匠について
- 　高度経済成長（新幹線・高速道路）について
  　昭和３０～同３２年（１９５５～１９５７）にかけ、「神武景気」と呼ばれた大型景気を迎えた日本経済は、これを機に急激な進展を現しました。
  　その後も昭和３５年（１９６０）に実施された「所得倍増」をスローガンとした高度経済成長政策も追い風となり、昭和４８年（１９７３）の石油ショックを迎えるまで、我が国の経済は毎年、国民総生産（ｇｎｐ）が対前年比１０％前後の伸びを記録する「高度経済成長」を続けたと言われています。
  　また、国土開発も本格化し、新幹線の開業や東名高速道路の開通といった交通手段の高速化も図られました。
  　切手の意匠には、開業当時の東海道新幹線の車両及び富士山を背景にした開通当時の東名高速道路を撮影した写真を用いています。
  　
- 　家電製品の普及と女性の社会進出
  　昭和３０年（１９５５）ごろから家電製品は生活合理化の道具として急速に普及しはじめ、なかでも白黒テレビ、電気洗濯機及び電気冷蔵庫の３製品は、消費の花形とされ、当時の神武景気に言葉をかけて「三種の神器」と呼ばれました。
  　その後も家電製品は、一般家庭における生活必需品として広く普及し、我々の暮らしの利便の向上に寄与しています。
  　一方、高度経済成長期に入ると、女性の社会への進出がより顕著となり、現在に至っています。
  　切手の意匠は、昭和３０年代に普及した家電製品（電気炊飯器、電気掃除機、電気洗濯機及び白黒テレビ）の写真と、昭和４０年代の主婦等の非常勤職員による住宅団地あて郵便配達作業風景のイメージとして撮影した写真をもとに構成しています。

この切手の情報は郵政省の報道発表資料を参照して作成しました。

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