発行する切手のデータ

 
名称 切手趣味週間にちなむ郵便切手
発行日 平成8年(1996)4月19日(金)
料額 80円
発行数 5,000万枚
意匠 安田靫彦(やすだゆきひこ)画「窓」
印面寸法 縦35.5mm 横25.0mm 
版式・刷色グラビア6色
シート構成10枚(縦5枚・横2枚)
原画構成者青木 義照(あおきぎしょう)(デザイナー)


発行する切手の意匠等

     
  1. 切手趣味週間について
     切手趣味週間は、郵便切手の持つ「美しさ」、「芸術性」といった文化的価値を広く一般の方々にも認識していただくとともに、郵便切手等を収集する趣味、いわゆる「郵趣」の普及を図ることを目的として、昭和22年(1947)11月に制定された「切手趣味の週間」をその始まりとしています。
     その後(昭和35年(1960)以降)、切手趣味週間は、毎年4月20日(逓信記念日)を含む1週間に定着しており、期間中には、その中心的行事でもある「全日本切手展」を開催するほか、 全国各地で 「切手展」、「切手教室」等を開催しています。
     
  2. 切手の意匠について
     切手の意匠の「窓」は、安田靫彦の作品で、昭和26年(1951)に制作され、現在、横浜美術館(神奈川県横浜市)に所蔵されています。
     この作品は、長方形の中に、さらに長方形を連想させる窓枠が描かれているという特異な構図でありながら、窓の外に見えるガクアジサイや室内の小物との調和が図られており、まとまりのある作品となっています。
     また、人物が描かれていないにもかかわらず、描かれている筆やつぼ等から画家の日常生活をうかがい知ることができます。



〔記念・特殊メニューへ戻る〕