旅の風景シリーズ　第１７集のデータ

名称	旅の風景シリーズ　第１７集
発行日	平成２５年（２０１３）　４月１６日(火)
料額	８０円
発行数	１，２００万枚（１２０万シート）
意匠	ライチョウ	雪の大谷
	称名滝	タテヤマリンドウ
	弥陀ヶ原
	室堂平	オコジョ
	チングルマ	大観峰
	背景上：雪の大谷 背景下：黒部ダム
印面寸法	縦33.5mm×横25.0mm	縦33.5mm×横25.0mm
	縦33.5mm×横25.0mm	縦33.5mm×横25.0mm
	縦33.5mm×横28.0mm	縦33.5mm×横28.0mm
	縦33.5mm×横25.0mm	縦33.5mm×横25.0mm
	縦33.5mm×横25.0mm	縦33.5mm×横25.0mm
版式・刷色	オフセット５色
シート構成	１０枚（縦５枚・横２枚）シート画像
写真撮影	柳沼　俊之（写真家）	立山黒部貫光（株）
	大西　義和（写真家）	木原　浩（写真家）
	立山黒部貫光（株）
	立山黒部貫光（株）	柳沼　俊之（写真家）
	木原　浩（写真家）	関西電力（株）
	背景上：立山黒部貫光（株） 背景下：逢坂　憲吾（写真家）
切手デザイナー	丸山　智
初日印指定局	富山中央郵便局
銘版	カルトール社

---

発行する切手の意匠等

　
1. 旅の風景シリーズについて
   　日本の代表的な観光地の風景や風物等を題材としたシリーズの第17弾として、ふるさと切手「旅の風景シリーズ　第17集」及び切手帳を発行します。
   　第17集は、富山県立山黒部周辺の風景にちなんだデザインです。
   
   　
2. 切手の意匠について
   
   　
   • ライチョウ
     　キジ目ライチョウ科ライチョウ属の鳥の一種で高山に生息しています。国指定の特別天然記念物であり、絶滅危惧種にも指定されています。立山は中部山岳の中でも生息数が多く、昔から「神の使い」として大切にされてきました。春・冬には純白、夏には褐色と、季節によって羽毛を変えるその姿は、立山の自然の象徴ともなっています。
     　
   • 雪の大谷
     　室堂ターミナルから大谷までの約500mの道路を除雪してできた雪の壁の区間です。この場所は、立山黒部周辺では最も積雪が多く、雪の壁の高さは20mを超えることもあります。
     　
   • 称名滝
     　主峰雄山を源に地獄谷、弥陀ヶ原（みだがはら）高原、大日岳の清水を集めた称名峡谷から4段となって一気に流れ落ちます。350mという日本一の落差を誇り、その滝音が「称名念仏」を唱えているように聞こえることから、名づけられたとも言われています。
     　
   • タテヤマリンドウ
     　高山から亜高山帯の湿原に7～8月に開花するリンドウ属の2年草です。ハルリンドウの高山型変種で花の色が淡いのが特徴です。
     　
   • 弥陀ヶ原
     　火山活動によって形成された称名川左岸の熔岩台地です。標高2,000m級に広がる高原としては日本一の広さで、夏には可憐な高山植物が咲き誇ります。平成24（2012）年7月、国際的な環境保護条約のラムサール条約に登録されました。
     　
   • 室堂平
     　標高2,450mに位置する立山黒部周辺の中心地で、観光と登山の拠点として最も賑わいを見せる場所です。室堂平からは、立山三山をはじめ剱岳や大日連山など3,000m級の山々を望むことができるほか、「ミクリガ池」や「地獄谷」など見所も豊富です。
     　
   • オコジョ
     　ネコ目イタチ科の哺乳類で立山黒部周辺では天狗平や室堂に生息しています。体長は15～20cmほどで、体毛は季節によって異なり、夏には腹部が白色で背は茶色、冬には尾の先を残して全身真っ白に染め上がります。愛らしい姿から「山の妖精」と言われ、出会うと幸せになるとも伝えられています。
     　
   • チングルマ
     　バラ科ダイコンソウ属の落葉小低木の高山植物です。6～8月に弥陀ヶ原、天狗平、室堂平をはじめ五色ヶ原一帯で清楚な白い花を咲かせます。「チングルマ」という名前は、この実の形が子供の風車に見えたことから、稚児車（ちごぐるま）から転じてつけられたと言われています。
     　
   • 大観峰
     　断崖絶壁にせり出すようにして建つ立山ロープウェイや立山トンネルトロリーバスの駅舎です。駅の屋上展望台から一望する黒部湖や後立山連峰の大パノラマは、立山黒部周辺屈指の美しさです。
     　
   • 背景上：雪の大谷
     　意匠(2)に同じ
     　
   • 背景下：黒部ダム
     　高さ186m、長さ492mを誇る日本最大のアーチ式ドーム越流型ダムです。大自然の中、世紀の大事業として、約7年の歳月と延べ1,000万人の人手をかけ、昭和38（1963）年に完成しました。毎秒10トン以上の水を吹き出す黒部ダムの観光放水は迫力満点です。
     

---

この切手の情報は日本郵便株式会社の報道発表資料を参照して作成しました。

---

〔ふるさとメニューへ戻る〕

---