地方自治法施行60周年記念シリーズ 兵庫県切手のデータ
名称 | 地方自治法施行60周年記念シリーズ 兵庫県 |
発行日 | 平成25年(2013) 1月15日(火) |
料額 | 80円 |
発行数 | 800万枚(160万シート) |
意匠 | コウノトリと姫路城 |
メリケンパーク | 出石の辰鼓楼 |
新舞子干潟 | 淡路・灘黒岩水仙郷 |
背景 :春の姫路城 |
印面寸法 | 縦36.0mm×横30.0mm |
縦30.5mm×横25.0mm |
縦30.5mm×横25.0mm |
縦30.5mm×横25.0mm |
縦30.5mm×横25.0mm |
版式・刷色 | グラビア6色 |
シート構成 | 5枚 シート画像 |
写真提供・撮影 | 千円記念貨幣を基にデザイン |
神戸市 | 兵庫県 |
兵庫県 | 南あわじ市 |
背景:兵庫県 |
デザイン | 丸山 智(切手デザイナー) |
銘版 | 国立印刷局 |
発行する切手の意匠等
- 地方自治法施行60周年について
この切手シリーズは、地方自治法施行60周年を記念し、順次発行される47都道府県ごとの図柄による記念貨幣の発行と連携して発行するもので、各県と調整の上、文化・自然・観光・歴史等をデザインの題材としています。
今回の切手は、兵庫県との調整を踏まえ、最終的に切手のデザインとしてふさわしいものに決定しました。
- 切手の意匠について
- コウノトリと姫路城
特別天然記念物・コウノトリと国宝・姫路城をデザインしています。
- コウノトリ
コウノトリ科に属し、成鳥は、全長が約115cm、翼を開いたときの大きさは2m程になります。昭和61(1986)年に日本産の個体は絶滅したものの、兵庫県において昭和60(1985)年にロシアから譲渡されたペアによる飼育下の繁殖に成功しました。
また、平成17年以降、試験放鳥に取り組み、現在、野生下で約60羽が生息するまでになっています。
- 姫路城
1346年に赤松氏により築城されたのが始まりとされ、1580年に羽柴秀吉が入城して三重の天守を築きました。関ヶ原の戦いの後、1600年に池田輝政が入城すると、翌年から9年の歳月をかけて大規模改修を行い、現在の形となりました。天守、櫓、門など当時の建造物が多数残されており、特に大天守は、高さ31.5m、五重六階地下一階に及ぶ大規模なもので、現存天守としては国内最大を誇っています。昭和26(1951)年に国宝に指定され、平成5(1993)年に「法隆寺地域の仏教建造物」とともに日本初の世界文化遺産に登録されました。
- メリケンパーク
メリケンパークは、港町神戸のシンボルである神戸ポートタワーや、神戸港の歴史を紹介する神戸海洋博物館などが集結するウォーターフロントで、神戸港を代表する景観です。
また、パーク内の神戸港震災メモリアルパークは、阪神・淡路大震災で倒壊した岸壁や街灯をそのまま保存しており、神戸港の被害状況や復興の様子も紹介しています。
- 出石の辰鼓楼
辰鼓楼は明治4(1871)年旧三の丸大手門脇櫓台に建設された鼓楼で、当時は1時間ごとに太鼓で時を告げており、今では三代目の時計が時を刻み続けています。
- 新舞子干潟
春は潮干狩り、夏は海水浴で賑わう新舞子海岸では、大潮の際には500m以上も潮が引き、全国でも有数の広大な干潟が現れ、朝日や夕日に照らされた幻想的な美しい干潟を求めて全国各地から多くのファンやカメラマンが訪れます。
- 淡路・灘黒岩水仙郷
灘黒岩水仙郷は、今から約180年前に海が荒れて漁に出られなかった漁民が道ばたに咲いていた野生の水仙を植えたのがはじまりであるなど諸説があり、今ではここ淡路島の南部に位置する諭鶴羽山(標高607.9m)から海に続く45度の急斜面の一帯、約7ヘクタールにわたって500万本もの野生の水仙が咲き誇っています。
この切手の情報は日本郵便株式会社の報道発表資料を参照して作成しました。
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