平成２５年用年賀郵便切手

発行する切手のデータ

年賀郵便切手について
　新年を寿(ことほ)ぐ習慣は古くからありますが、郵便による年賀状の交換は、今日では欠かすことのできない新年の恒例風習となっています。年賀郵便切手は、昭和11(1936)年の年賀用として昭和10(1935)年に初めて発行しました。その後一時中断がありましたが、昭和23年(昭和24年用)以降毎年発行しています。
　
切手の意匠について
　本年は、来年の干支である「巳」にちなみ、次の郷土玩具及び人形を題材として、切手をデザインしました。
- 奈良井土鈴「福袋巳」(長野県)
  　奈良井土鈴は、中西康二氏が中山道奈良井宿(現塩尻市奈良井)で制作している玩具です。種々の福が一杯詰まった縁起のよい福袋と十二支を組み合わせた土鈴のシリーズを作ろうとして制作され始めました。本作品はこのシリーズ中の1点で、粘土成形は流し込みではなく昔ながらの手詰めです。
  　
- 門司ヶ関人形「干支の巳」(福岡県)
  　門司ヶ関人形は、上村誠氏が北九州市門司の工房で制作している親指サイズの小さな手捻り土人形です。土本来の温かさを出すため、一般の窯で焼き上げる陶人形とは異なり、自然乾燥させた土生地の上に直接着色されています。

この切手の情報は郵便事業株式会社の報道発表資料を参照して作成しました。