古事記編纂1300年 郵便切手のデータ
名称 | 古事記編纂1300年 |
発行日 | 平成24年(2012) 7月20日(金) |
料額 | 80円 |
発行数 | 1,000万枚(100万シート) |
意匠 | 木華開耶媛 |
火退 |
板絵著色神像 (伝素盞嗚尊) |
板絵著色神像 (伝稲田姫命) |
余白:やくも |
印面寸法 | 縦38.5mm×横25.0mm |
版式・刷色 | オフセット6色 |
シート構成 | 10枚シート画像 |
監修・助言 | 三浦佑之(立正大学文学部教授) |
切手デザイナー | 玉木 明 |
初日印指定局 | 松江中央郵便局 |
銘版 | カルトール社 |
発行する切手の意匠等
- 古事記編纂1300年について
日本最古の歴史書と言われる古事記が平成24(2012)年で編纂1300年を迎えることを記念して、特殊切手「古事記編纂1300年」を発行します。
- 切手の意匠について
今回の切手デザインには、古事記に登場する神々・人物を題材とした絵画作品等を採用しています。
- 「木華開耶媛」 堂本印象画 京都府立堂本印象美術館蔵
コノハナノサクヤビメ(古事記の表記は「木花之佐久夜毘売」、日本書紀の表記は「木花(之)開耶姫」)は、山の神オホヤマツミの娘で、サクラの花の美しさとはかなさを象徴する女神です。高天の原から地上に降りたニニギの命と結婚し、ウミサチビコ(海幸彦)・ヤマサチビコ(山幸彦)を生みました。古事記では上巻に登場します。
- 「火退」 堂本印象画 宮内庁三の丸尚蔵館蔵
景行天皇の御子ヤマトタケルノミコト(古事記の表記は「倭建命」、日本書紀の表記は「日本武尊」)を描いています。ヤマトタケルノミコトは、父天皇の命令で東国に遠征しますが、焼津に行った時、土地の豪族にだまされて野原に誘い出され周りから火を着けられます。とっさの判断で周囲の草をなぎ払い、「向かい火」を着けて難を逃れました。古事記によれば、その時に用いた剣(草那芸の剣)と火打ち石は、伊勢神宮を祀っていた叔母ヤマトヒメから与えられた品とされ、中巻に登場します。
- 板絵著色神像(伝素盞嗚尊)、板絵著色神像(伝稲田姫命)
重要文化財 八重垣神社蔵
高天の原から追放されて出雲に降りたスサノヲノミコト(古事記の表記は「須佐之男命」、日本書紀の表記は「素盞嗚尊」)は、ヤマタノヲロチ(古事記の表記は「八俣之遠呂知」、日本書紀の表記は「八岐大蛇」)を倒し、生贄として捧げられることになっていたクシナダヒメ(古事記の表記は「櫛名田比売」、日本書紀の表記は「奇稲田姫」)と結婚し、地上にはその子孫が繁栄することになりました。古事記では上巻に登場します。
- シート余白:やくも
「古事記編纂1300年」を記念して、島根県が実施している「神々の国しまね」プロジェクトのキー・ビジュアルです。平成24(2012)年7月21日(土)から島根県出雲大社周辺を主会場として「神話博しまね」が開催されます。
この切手の情報は郵便事業株式会社の報道発表資料を参照して作成しました。
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