地方自治法施行60周年記念シリーズ 秋田県切手のデータ
名称 | 地方自治法施行60周年記念シリーズ 秋田県 |
発行日 | 平成24年(2012) 1月13日(金) |
料額 | 80円 |
発行数 | 600万枚(120万シート) |
意匠 | 白瀬矗となまはげ |
康楽館 | 角館の武家屋敷 |
田沢湖とたつこ像 | 横手のかまくら |
背景 :竿燈まつり |
印面寸法 | 縦36.0mm×横30.0mm |
縦30.5mm×横25.0mm |
縦30.5mm×横25.0mm |
縦30.5mm×横25.0mm |
縦30.5mm×横25.0mm |
版式・刷色 | グラビア6色 |
シート構成 | 5枚 シート画像 |
写真提供・撮影 | 千円記念貨幣を基にデザイン |
小坂町 | 和田 哲男 |
後藤 昌美 | 横手市 |
背景:秋田市 |
デザイン | 丸山 智(切手デザイナー) |
初日印指定局 | 秋田中央郵便局 |
銘版 | 国立印刷局 |
発行する切手の意匠等
- 地方自治法施行60周年について
地方自治法施行60周年を記念し、順次発行される47都道府県ごとの図柄による記念貨幣の発行と連携して発行するもので、各県と調整の上、文化・自然・観光・歴史等をデザインの題材としています。
今回の切手は、秋田県との調整を踏まえ、最終的に切手のデザインとしてふさわしいものを決定しました。
- 切手の意匠について
- 白瀬矗となまはげ
秋田県出身の探検家である白瀬矗の肖像となまはげをデザインしています。
- 白瀬矗
幼少期に抱いた極地探検の夢を、40年かけて実現しました。明治45(1912)年1月16日に南極大陸に到着し、4 名の隊員とともに南極点を目指すも、食料の欠乏等から南極点到達を断念しました。同月28日、最終到達地点(南緯80度05分、西経156度37分)の一帯を「大和雪原(やまとゆきはら)」と命名し、帰国しました。南極にある「白瀬氷河」は彼の名にちなみます。
- なまはげ
毎年大晦日に男鹿(おが)半島の多くの地域で行われる民俗行事です。鬼のような面に包丁などを手にした「なまはげ」が「泣く子はいねが」などと言いながら、家々を回って歩きます。「男鹿のナマハゲ」として昭和53(1978)年に国の重要無形民俗文化財に指定されています。
- 康楽館
明治43(1910)年、康楽館は秋田県の小坂鉱山の厚生施設として誕生しました。外観正面は下見板張りの白塗り、上げ下げ式窓と鋸歯状の軒飾りが規則正しく並び、内部天井には中央にチューリップ型電灯と八角形の枠組みで手の込んだ洋風建築となっています。
内部には、桟敷や花道、切穴(すっぽん)、回り舞台などが整えられており、日本の伝統色を強く残した和洋折衷の芝居小屋です。
- 角館の武家屋敷
東北の小京都と言われる角館は、秋田藩の支藩として栄えた城下町で、「石黒家」や「青柳家」「岩橋家」「河原田家」といった古い武家屋敷や町並みが残っています。
武家屋敷内には、樹齢200年以上の枝垂桜の巨木が数多く咲き誇っています。
- 田沢湖とたつこ像
田沢湖は瑠璃色の湖面とたつこ姫伝説に彩られる田沢湖は、周囲約20キロメートルのほぼ円形の湖です。
水深423.4メートル、日本一の深さを誇っています。
たつこ像は永遠の若さと美貌を願い、龍神となったと伝えられる、伝説の美少女たつこ姫のブロンズ像です。
製作:舟越保武(ふなこしやすたけ) 昭和43(1968)年4月12日除幕
- 横手のかまくら
「かまくら」は秋田県横手市の小正月行事の一つとして、毎年2月15日、16日に行われています。
中では子供達が甘酒を温めたり餅を焼いて、通りがかる人にふるまいます。
- 竿燈まつり
毎年8月3日~6日に秋田市において行われる伝統行事です。
竿燈全体を稲穂に、連なる提灯を米俵に見立て、額、腰、肩などにのせ、豊作を祈ります。
昭和55(1980)年に国の重要無形民俗文化財に指定されました。
この切手の情報は郵便事業株式会社の報道発表資料を参照して作成しました。
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