発行する切手のデータ
名称 | 南極条約発効50周年 |
発行日 | 平成23年(2011) 6月23日(木) |
料額 | 80円 |
発行枚数 | 1,300万枚(130万シート) |
意匠 | 南極大陸のシルエットと雪文様 |
アデリーペンギン |
ヒゲペンギン |
ジェンツーペンギン |
コウテイペンギン |
マカロニペンギン |
印面寸法 | 縦35.5mm × 横25.0mm |
版式・刷色 | オフセット6色 |
シート構成 | 10枚(縦5枚・横2枚) シート画像 |
切手デザイナー | 星山 理佳 |
初日印指定局 | 東京中央郵便局 |
銘版 | カルトール |
発行する切手の意匠等
- 南極条約
について
南極地域の平和的利用、科学的調査の自由と国際協力の推進などを目的として、日本、米国、英国、フランス、ソ連(現在のロシア)等の12か国が昭和34(1959)年に採択した条約です。
- デザインについて
今回の切手には、南極大陸のイメージおよび南極条約の適用範囲となる南緯60度以南に繁殖している5種類のペンギンをデザインしています。
- 南極大陸のシルエットと雪文様
南極大陸は、日本の約37倍の面積があります。降り積もった雪が圧縮されてできた雪氷で覆われていることから、雪の結晶文様で南極大陸のシルエットをかたどっています。
- アデリーペンギン
成鳥で体長70cm、体重4kgほどになる中型のペンギンで、南極昭和基地周辺で最もよく見られます。南極の春になると北の海から戻ってきて、11月中頃に2個の卵を産みます。
- ヒゲペンギン
南極半島周辺に繁殖する中型種で、世界で2番目に生息数が多いペンギンです。目の後ろの部分から顎にかけてあごひものような黒い線が入っているのが特徴です。
- ジェンツーペンギン
南極半島から亜南極の島々で繁殖するやや大きめの中型種で、目の上から頭頂部にのびる白い模様と側面が赤いくちばしが特徴です。南極の春から夏にかけて繁殖します。
- コウテイペンギン
しぐさが堂々としていて体長120cm、体重20〜40kgとペンギンの中で最大です。海氷の上に集まり、南極の真冬の6月頃に産卵します。餌の魚やイカなどを捕りに最大564mの深さまで20分間も潜った記録があります。
- マカロニペンギン
世界で最も生息数が多いペンギンです。繁殖は南緯45度付近から南緯65度付近の南極半島域に達し、額から側頭に沿ってオレンジ色の長い冠羽が特徴的な中型種です。
この切手の情報は郵便事業株式会社の報道発表資料を参照して作成しました。
〔記念・特殊メニューへ戻る〕