発行する切手のデータ
名称 | 切手趣味週間・郵便創業百四十周年 |
発行日 | 平成23年(2011) 4月20日(水) |
料額 | 80円 |
発行枚数 | 1,800万枚(180万シート) |
意匠 | 郵便ノ使 音吉 豊原国周筆 |
開化幼早学門 梅堂国政筆 |
東京開化名所 四日市郵便役所 三代広重筆 |
シート余白: はがきを投函している少女(部分) |
印面寸法 | 縦42.0mm × 横30.3mm |
縦42.0mm × 横30.0mm |
縦42.0mm × 横30.0mm |
版式・刷色 | グラビア6色 |
シート構成 | 10枚(縦2枚・横5枚) シート画像 |
デザイン | 玉木 明 |
初日印指定局 | 東京中央郵便局 |
銘版 | 国立印刷局 |
発行する切手の意匠等
- 切手趣味週間について
切手趣味週間は、郵便切手が持つ「美しさ」や「芸術性」といった文化的価値を一般の方々に広く認識していただくとともに、切手収集の趣味の普及を図るため、昭和22(1947)年に当時の逓信省が設定した「切手趣味の週間」をその始まりとしており、現在は、郵政記念日である4月20日を含む1週間(平成23(2011)年は18日から24日)を「切手趣味週間」としています。
今回の切手は、平成23(2011)年が郵便創業140周年にあたることから、郵便にちなんだデザインとしています。
- デザインについて
- 「郵便ノ使音吉 豊原国周筆について
東京の中村座(当時)で上演された歌舞伎「左手美翫誉彫物」の一場面で、郵便外務員に扮した役者五代目尾上菊五郎の凛々しい姿が描かれています。
- 「開化幼早学門 梅堂国政筆
文明開化を象徴する題材として鉄道と郵便が取り上げられています。鉄道と郵便の速さが「空飛ぶ鳥の早飛脚」という表現で称賛されています。まんじゅう笠に制服姿の郵便外務員の疾走する姿が印象的です。
- 「東京開化名所 四日市郵便役所 三代広重筆
文明開化期の東京名所の一つ、四日市郵便役所(※)が描かれています。建物の前には、制服姿の郵便外務員が馬に乗って郵便物を輸送している姿が見えます。
(※)日本橋四日市にあった東京郵便役所。現在の日本橋郵便局の地に建っていました。
- 「シート余白:うちわ絵「はがきを投函している少女」(部分)
赤い鉄製円形のポストにはがきを投函している少女が描かれています。このポストは明治41(1908)年に制定された「回転式ポスト」です。
所蔵(すべて)/日本郵政株式会社郵政資料館
この切手の情報は郵便事業株式会社の報道発表資料を参照して作成しました。
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