地方自治法施行60周年記念シリーズ 熊本県切手のデータ
名称 | 地方自治法施行60周年記念シリーズ 熊本県 |
発行日 | 平成23年(2011) 5月13日(金) |
料額 | 80円 |
発行数 | 800万枚(160万シート) |
意匠 | 阿蘇 |
熊本城 | 鞠智城 |
うたせ船 | 雲仙天草国立公園と天草五橋 |
背景 :外輪山と米塚 |
印面寸法 | 縦36.0mm×横30.0mm |
縦30.5mm×横25.0mm |
縦30.5mm×横25.0mm |
縦30.5mm×横25.0mm |
縦31.0mm×横25.0mm |
版式・刷色 | グラビア6色 |
シート構成 | 5枚 シート画像 |
写真提供・撮影 | 千円記念貨幣を基にデザイン |
市川 傳 | 宮井 正樹 |
宮井 正樹 | 宮井 正樹 |
背景:宮井 正樹 |
デザイン | 丸山 智 |
初日印指定局 | 熊本中央郵便局 |
銘版 | 国立印刷局 |
発行する切手の意匠等
- 地方自治法施行60周年について
この切手シリーズは、地方自治法施行60周年を記念し、順次発行される47都道府県ごとの図柄による記念貨幣の発行と連携して発行するもので、各県と調整の上、文化・自然・観光・歴史等をデザインの題材としています。
今回の切手は、熊本県との調整を踏まえ、切手のデザインとしてふさわしいものを決定しました。
- 切手の意匠について
- 阿蘇
草千里ヶ浜から望む中岳(阿蘇五岳の一つ)をデザインしています。
- 中岳
中岳は、世界最大級のカルデラをもつ「阿蘇」の代表的な山の一つで、高岳、根子岳、烏帽子岳および杵島岳と合わせて「阿蘇五岳」、あるいは「阿蘇山」と呼ばれています。「火の国」熊本の象徴的存在となっています。
- 草千里ヶ浜
烏帽子岳の側火山として活動した草千里ヶ浜火口の跡です。
美しい草原が広がり、放牧地としても利用されています。
- 熊本城
熊本城は1607年に加藤清正によって築城されました。
1877年の西南戦争の際に焼失した天守閣は1960年に、本丸御殿は2008年に復元されるなど、築城当時の姿への復元整備が進められています。
焼失を免れた宇土櫓や東竹之丸の櫓群等は、国の重要文化財に指定されています。
- 鞠智城
7世紀前半に大和朝廷によって築かれた山城で、2004年に国史跡に指定されています。
663年の「白村江(はくすきのえ)の戦い」で、唐・新羅の連合軍に敗北した大和朝廷が日本列島への侵攻に備えて西日本各地に築いた城の一つで、九州を統治していた大宰府やそれを守るための大野城・基肄(きい)城に武器・食糧を補給する支援基地でした。
- うたせ船
真っ白い帆をいっぱいに膨らませて進むその優雅な姿は、「白いドレスを着た海の貴婦人」とも呼ばれます。
うたせ漁は袋状になった網で海の底の獲物を引き上げる伝統の底引き網漁法で、エンジンを使わず、帆に受ける風や潮の力だけでエビやシャコ、カニなどを獲ります。
- 雲仙天草国立公園と天草五橋
雲仙天草国立公園に指定されている天草地域は、多島海景観やリアス式海岸、海食崖、陸繁島など変化に富んだ特色ある海岸景観や、海中では熱帯魚やサンゴ類なども見られます。
1970年に開通した天草五橋は、宇土半島から天草上島までを結ぶ5つの橋の総称です。それぞれの橋と島々が美しい景観を形成しています。
- 背景:外輪山と米塚
南北25km、東西18km、周囲約100kmの世界最大級のカルデラを取り囲んでいるのが、外輪山です。
米塚は杵島岳の懐にある標高954mの休火山です。鉢を伏せたような美しい形で山頂がすり鉢状にくぼんでおり、阿蘇の神・健磐龍命(たけいわたつのみこと)が米を積み上げてできたという神話が残っています。
この切手の情報は郵便事業株式会社の報道発表資料を参照して作成しました。
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