地方自治法施行60周年記念シリーズ 佐賀県切手のデータ
名称 | 地方自治法施行60周年記念シリーズ 佐賀県 |
発行日 | 平成23年(2011) 1月14日(金) |
料額 | 80円 |
発行数 | 600万枚(120万シート) |
意匠 | 大隈重信と伊万里 有田焼 |
吉野ヶ里遺跡 | 祐徳稲荷神社 |
佐賀インターナショナルバルーンフェスタ | 唐津くんち |
背景 :有明海 |
印面寸法 | 縦36.0mm×横30.0mm |
縦30.5mm×横25.0mm |
縦30.5mm×横25.0mm |
縦30.5mm×横25.0mm |
縦31.0mm×横25.0mm |
版式・刷色 | グラビア6色 |
シート構成 | 5枚 シート画像 |
写真提供・撮影 | 千円記念貨幣を基にデザイン |
佐賀県 | 千葉 直 |
佐賀県 | 佐賀県 |
背景:佐賀県 |
デザイン | 丸山 智(切手デザイナー) |
初日印指定局 | 佐賀中央郵便局 |
銘版 | 国立印刷局 |
発行する切手の意匠等
- 地方自治法施行60周年について
この切手シリーズは、地方自治法施行60周年を記念し、順次発行される47都道府県ごとの図柄による記念貨幣の発行と連携して発行するもので、各県と調整の上、文化・自然・観光・歴史等をデザインの題材としています。
今回の切手は、佐賀県との調整を踏まえ、最終的に切手のデザインとしてふさわしいものを決定しました。
- 切手の意匠について
- 大隈重信と伊万里 有田焼
佐賀県を代表する人物である大隈重信の肖像と伊万里・有田焼(柿右衛門様式)をデザインしています。
- 大隈重信(1838年~1922年)
佐賀県出身。幕末、明治・大正期にかけて活躍し、大蔵卿、外務大臣、内閣総理大臣などを歴任しました。
東京専門学校(後の早稲田大学)の創設者としても有名。また、我が国の現在の通貨単位に「円」の採用を建議したとされており、平成23年は、「円」を定めた新貨条例から140周年になります。
- 伊万里・有田焼
佐賀県を代表する伝統産業で、国の伝統的工芸品にも指定されています。17世紀初頭に始まり、初代酒井田柿右衛門によって赤絵(上絵付)の技法が始められると、華やかな製品が次々と生み出されました。
切手のデザインにも使用している、千円記念貨幣の図柄には、柿右衛門様式文様(「色絵草花鶴文輪花皿」:佐賀県立九州陶磁文化館所蔵)を採用しています。
なお、大隈重信は、ウィーン万国博覧会(1873年)への伊万里・有田焼の出品を後押しし、その後の海外輸出を支援するなど、その振興に大きく寄与しています。
- 吉野ヶ里遺跡
佐賀県神埼市、神埼郡吉野ヶ里町にまたがって存在する弥生時代の集落・墓地跡です。
1986年から佐賀県教育委員会によって発掘調査が開始され、現在もなお継続して調査が行われています。
- 祐徳稲荷神社
1687年に創建され、地元では「祐徳さん」の愛称で親しまれています。
木々の緑に映える建物の鮮やかな朱色が印象的で、神殿、拝殿、楼門など主要建物は総漆塗りです。
石壁山を背後にして本殿が建ち、山裾の広い境内には楼門、神楽殿が立っています。
- 佐賀インターナショナルバルーンフェスタ
佐賀県佐賀市嘉瀬川河川敷をメイン会場に行われるアジア最大級を誇る熱気球の国際的なフェスティバル(競技大会)です。
- 唐津くんち
唐津くんちは毎年11月の2日~4日に行われる唐津神社の秋祭りです。
国の重要無形民俗文化財に指定されており、祭り期間中約50万人の人出でにぎわいます。
- 背景:有明海
有明海は福岡、佐賀、長崎、熊本の4県に囲まれた内湾性の海域
この切手の情報は郵便事業株式会社の報道発表資料を参照して作成しました。
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