日本・ポルトガル修好150周年郵便切手のデータ
名称 | 日本・ポルトガル修好150周年 |
発行日 | 平成22年(2010)10月22日(金) |
発行数 | 1、200万枚 (120万シート) |
料額 | 80円 |
意匠 | 「南蛮屏風」(左隻・部分) |
ベレンの搭(世界遺産) | リスボンの守護聖人「聖ヴィセンテ」彫像 |
ジェロニモス修道院(世界遺産) | エヴォラ歴史地区(世界遺産) |
ポルト歴史地区(世界遺産) | バターリャ修道院(世界遺産) |
アズレージョ(装飾タイル) | 伝統的操り人形「聖王妃」 |
背景 「南蛮屏風」(右隻・部分)とアズレージョ |
印面寸法 | 縦42.0mm×横30.0mm | 縦42.0mm×横30.0mm |
縦35.5mm×横30.0mm | 縦35.5mm×横30.0mm |
縦35.5mm×横30.0mm | 縦35.5mm×横30.0mm |
縦35.5mm×横30.0mm | 縦35.5mm×横30.0mm |
縦35.5mm×横27.0mm | 縦35.5mm×横27.0mm |
版式・刷色 | オフセット6色 |
シート構成 | 10枚(縦5枚・横2枚) シート画像 |
切手デザイナー | 森田 基治 |
初日印指定局 | 東京中央郵便局 |
銘版 | カルトール社 |
発行する切手の意匠等
- 「日本・ポルトガル修好150周年」について
日本とポルトガルとの間で修好条約が締結されてから150周年を迎えることを記念して、特殊切手「日本・ポルトガル修好150周年」及び「ハードカバー切手帳(日本・ポルトガル修好150周年)」を発行します。
この切手は、一部を両国共通のデザインとして、両国で共同発行します。
- 切手の意匠について
この切手は、日本及びポルトガル両国の絵画を題材として、共通のデザインとして、両国で共同発行します。(「南蛮屏風」(左隻・部分)の切手)
また、日本発行の切手シートには、ポルトガルの世界遺産、文化及び芸術を紹介する題材の切手8種を併せて発行します。
- 「南蛮屏風」(左隻・部分)
16〜17世紀を中心にポルトガル人等をテーマに描いたのが南蛮屏風です。郵便切手に使用されている作品は、狩野道味が1593〜1600年に描いた六曲一双の南蛮屏風で当時の日本及びポルトガルの交易模様が描かれています。
所蔵:ポルトガル国立古美術館
- ベレンの搭(世界遺産)
ベレンの塔は、ヴァスコ・ダ・ガマのインド航路開拓の偉業を記念して16世紀に建設されたマヌエル様式の建築物です。
写真撮影:JOSE FUSTE RAGA(ホセ・フステ・ラガ)氏
- リスボンの守護聖人「聖ヴィセンテ」彫像
「聖ヴィセンテ」は、リスボンの守護聖人として崇められています。
所蔵:リスボン大聖堂
- ジェロニモス修道院(世界遺産)
同修道院は、エンリケ航海王子の偉業を称えて、またヴァスコ・ダ・ガマのインド航路開拓を記念して16世紀に建設が開始されました。(3)のベレンの塔と並んでポルトガル独特のマヌエル様式を代表する建造物です。
- エヴォラ歴史地区(世界遺産)
エヴォラは、ポルトガル南東部アレンテージョ地方にある街です。ローマ時代から栄え、1584年には伊東マンショらの天正遣欧少年使節が立ち寄った街でもあります。
- ポルト歴史地区(世界遺産)
ポルトは、ポルトガル北部の港湾都市でリスボンに次ぐ第二の都市です。ポートワインの産地としても有名です。歴史地区には18世紀に建設されたバロック建築の聖クレリゴス教会、サン・フランシスコ教会、ボルサ宮などがあります。
写真提供:ポルトガル政府観光局
- バターリャ修道院(世界遺産)
同修道院は、ポルトガル中部レイリア地方の都市バターリャにあるドミニコ修道会の修道院です。14〜16世紀に建設されたポルトガルにおけるゴシック様式、マヌエル様式の混在した当時の建造物の傑作であり、ポルトガルの独立を象徴する建造物です。
- アズレージョ(装飾タイル)
アズレージョは、ポルトガル独特の装飾タイルで青色が基調となっています。
所蔵:国立アズレージョ美術館
- 伝統的操り人形「聖王妃」
ポルトガルの操り人形は15〜16世紀に生まれたとされ、18世紀に最盛期を迎えました。リスボンには世界中から集められた様々な操り人形などを展示しているマリオネット博物館があるほか、国際操り人形フェスティバルなども開催されています。
所蔵:マリオネット博物館
- 〈シート背景〉 「南蛮屏風」(右隻・部分)とアズレージョ
狩野道味が1593〜1600年に描いた六曲一双の南蛮屏風((1)、(2)の作品)の右隻の部分とアズレージョです。
この切手の情報は郵便事業株式会社の報道発表資料を参照して作成しました。
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