平成２２年用年賀郵便切手

発行する切手のデータ

年賀郵便切手について
　新年を寿(ことほ)ぐ習慣は古くからありますが、郵便による年賀状の交換は、今日では欠かすことのできない迎春の恒例風習となっています。年賀郵便切手は、昭和11年(1936年)の年賀用として昭和10年(1935年)に初めて発行しました。その後、一時の中断がありましたが、昭和23年(昭和24年用)以降、毎年発行しています。
　
切手の意匠について
　本年は、来年の干支である「寅」にちなみ、次の郷土玩具を題材として、切手をデザインしました。
- 静岡張子「首振りの虎」(静岡県・静岡市)
  　「首振りの虎」は、静岡県静岡市で作られており、東海道の張子の虎として昔から有名な郷土玩具です。虎の猛々しさはなく、可愛らしく短い足で大きな首を振るユーモラスな姿をしています。
  　
- 加賀魔除虎(石川県・金沢市)
  　加賀国(現在の石川県南部)で古くから作られている郷土玩具です。お節句に飾り、虎の威をもって悪魔を追い払い勇武を念じる縁起物とされています。また、丸みを帯びて、愛嬌たっぷりに首を振る虎の姿は福を招くものとしても愛玩されています。

この切手の情報は郵便事業株式会社の報道発表資料を参照して作成しました。