赤十字思想誕生150周年記念郵便切手のデータ
名称
赤十字思想誕生150周年記念記念
発行日
平成21年(2009) 5月 8日(金)
発行数
1、500万枚
料額
80円
意匠
アンリ・デュナン肖像と
ノーベル平和賞証書と赤十字
第1回赤十字デーの
ポスターと赤十字
印面寸法
縦35.5mm × 横25.0mm
版式・刷色
オフセット5色
シート構成
10枚(縦5枚・横2枚)
シート画像
デザイン
中丸 ひとみ(切手デザイナー)
初日印指定局
東京中央郵便局
銘版
カルトール社
発行する切手の意匠等
赤十字思想誕生150周年記念について
スイス人のアンリ・デュナン(1828-1910)は、1859年6月、イタリア統一戦争の激戦地、ソルフェリーノにおいて多数の死傷者にあふれた悲惨な光景を目撃し、「傷ついた兵士は、もはや兵士ではない、人間である。人間同士としてその尊い生命は救わなければならない。」との信念の基に、村人たちと協力して、負傷者を教会に収容するなどの救護活動にあたります。
ジュネーブに戻ったデュナンは、1862年11月に「ソルフェリーノの思い出」という本を出版し、この中で戦争犠牲者の悲惨な状況とともに、敵味方の区別なく救護する団体を各国に組織し、国際的な条約を締結するよう、赤十字思想を主張し、現在の各国赤十字社が誕生していきます。
本年(2009年)は、1859年にデュナンが行った救護活動、その体験を基にした赤十字思想の誕生から、150周年を迎える記念の年にあたります。
切手の意匠について
アンリ・デュナン肖像とノーベル平和賞証書と赤十字
赤十字の創立者アンリ・デュナンの世界平和に対する大きな貢献が認められ1910年に授与された第1回ノーベル平和賞の受賞証書を背景に、赤十字創設の頃のアンリ・デュナンの肖像写真をデザインしています。
第1回赤十字デーのポスターと赤十字
日本赤十字社による「第1回赤十字デー(1933年(昭和8年)11月15日〜17日)」の宣伝のために作成されたポスターを基にデザインしています。当時は日本政府が1886年(明治19年)11月15日にジュネーブ条約への加入を公布したことから赤十字デーが制定されました。1950年以降は、アンリ・デュナンの誕生日にちなみ、5月8日を「赤十字デー」としています。
この切手の情報は
郵便事業株式会社の報道発表資料
を参照して作成しました。
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