発行する切手のデータ
名称 | 天皇皇后両陛下御結婚満五十年記念郵便切手 |
発行日 | 平成21年(2009)4月10日(金) |
料額 | 80円 |
発行枚数 | 2,000万枚(200万シート) |
意匠 | ボンボニエール |
檜扇 |
印面寸法 | 縦30.0mm × 横45.0mm |
版式・刷色 | グラビア8色 |
シート構成 | 10枚(縦2枚・横5枚) シート画像 |
デザイン | 森田 基治(切手デザイナー) |
初日印指定局 | 東京中央郵便局 |
銘版 | 国立印刷局 |
発行する切手の意匠等
- 天皇皇后両陛下御結婚満五十年記念について
天皇皇后両陛下の結婚の儀は、昭和34年(1959年)4月10日、皇居の賢所でとり行われました。6頭立4頭曳の馬車を用いて行われた祝賀パレードの際には、沿道に50万人以上の人々が詰めかけました。
平成21年(2009年)4月10日、御結婚から満50年を迎えられたことを記念した特殊切手「天皇皇后両陛下御結婚満五十年記念」の発行となりました。
- 切手の意匠について
- ボンボニエール
銀製ボンボニエールは、銀製の菓子器で、明治期以来、皇室の御慶事の引き出物として定着し、製作されてきました。
切手図案のボンボニエールは、天皇皇后両陛下の御結婚の際、御祝宴の記念として製作されたもので、八咫鏡におしどりが意匠とされています。
- 檜扇
切手図案の檜扇は、皇后陛下が御結婚の際、お手に持たれたものです。
檜の薄板を綴じ連ねて作られた扇で胡粉(白)地に梅、竹及び尾長鳥が描かれ、美しい糸花を付け、飾り糸が垂らされています。
- 黄櫨染御袍の文様(シート背景左)
天皇陛下が御即位の儀式においてお召しになった黄櫨染御袍に織り出された、桐、竹、鳳凰及び麒麟の文様で、これは天皇に限り用いられる文様です。
- 御表着の文様(シート背景右下)、御唐衣の文様(シート背景右上)
御即位の儀式において皇后陛下がお召しになった御装束の御表着と御唐衣に織り出された文様。
向鶴の文様は伝統的な有職文様で、白樺の文様は皇后陛下のお印にちなんでデザインされています。
- 霊峰飛鶴図屏風(右隻)(シート背景中央)
天皇陛下の御生誕(昭和8年(1933年)12月23日)を祝して、衆議院より堂本印象に制作が依頼され、昭和10年(1935年)に完成し昭和天皇に献上されました。(所蔵:宮内庁三の丸尚蔵館)
この切手の情報は郵便事業株式会社の報道発表資料を参照して作成しました。
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