南極地域観測事業開始50周年郵便切手のデータ

   

 


名称 南極地域観測事業開始50周年
発行日 平成19年(2007) 1月23日(火)
発行数 1,000万枚(100万シート)
料額 80円
意匠 観測船ふじ         観測用飛行機     
コウテイペンギン     コウテイペンギン  
観測船宗谷とアデリーペンギン  アデリーペンギン        
ジロ       タロ      
隊員と観測船しら       雪上車        
印面寸法 縦35.5mm × 横28.0mm
版式・刷色オフセット6色
シート構成10枚(縦5枚・横2枚) シート画像
デザイン星山 理佳 
初日印指定局横浜中央郵便局
銘版   カルトール 


発行する切手の意匠等

     
  1. 日本における南極地域観測50周年について
     1956年11月8日、第1次南極観測隊を乗せた観測船「宗谷」が東京・晴海ふ頭を出航し、翌年1月29日に昭和基地を開設しました。
     この50年間、日本の南極観測は近代的観測を継続して行い、国際社会において大きな役割を果たすとともに、さまざまな成果を挙げてきました。オゾンホールの発見や、南北の両極でのオーロラの同時観測、惑星科学の基礎となる南極隕石の大量の発見などは、その代表的なものです。
     南極観測は、地球温暖化や海面上昇をはじめとする地球規模での環境変動の解明においても重要な役割を果たしています。世界に先駆けたオゾンホールの発見は、昭和基地での長年にわたるオゾン観測から生まれました。また、南極の氷から過去の二酸化炭素の濃度と気温の変遷が明らかにされています。
     南極は人間の活動圏から遠く離れていますが、南極観測は我々の生活と深く関わっています。南極は未知の地球環境の変遷を知り、未来を予測するうえで重要な地域であり、今後南極観測の継続の重要性、意義はさらに高まっていくものと思われます。
        【日本南極観測50周年記念「ふしぎ大陸南極展2006」カタログより抜粋】

     
  2. 切手の意匠について
     歴代の南極観測船(宗谷・ふじ・しらせ)や、カラフト犬のタロ・ジロにより、 南極地域観測事業の歴史を振り返るとともに、南極観測に欠かせない雪上車や飛 行機、南極地域に生息するコウテイペンギンなどの動物をデザインしました。



この切手の情報は日本郵政公社の報道発表資料を参照して作成しました。


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