切手趣味週間にちなむ郵便切手のデータ
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名称 | 切手趣味週間にちなむ郵便切手 |
発行日 | 平成18年(2006)4月20日(木) |
料額 | 80円 |
発行数 | 1,200万枚(2種連刷) |
意匠 | 「朝顔狗子図杉戸(部分)」 朝顔 |
「朝顔狗子図杉戸(部分)」 狗子 |
印面寸法 | 縦35.5mm × 横25.0mm |
版式・刷色 | グラビア6色 |
シート構成 | 10枚(縦5枚・横2枚) |
原画作者 | 兼松 史晃(切手デザイナー) |
初日印指定局 | 京都中央郵便局 |
銘版 | 国立印刷局 |
発行する切手の意匠等
- 切手趣味週間について
切手趣味週間は、郵便切手が持つ「美しさ」や「芸術性」といった文化的価値を一般の方々に広く認識していただくとともに、切手収集の趣味の普及を図るため、昭和22(1947)年に制定された「切手趣味の週間」をその始まりとするものです。昭和22(1947)年から、これにちなんだ切手を発行しています。
現在は、郵政記念日である4月20日を含む1週間(今年は15日から21日)を切手趣味週間としています。
- 切手の意匠について
その年の干支が描かれた美術文化財を題材に選び、発行している「切手趣味週間にちなむ郵便切手」。
今年は戌年であることにちなみ、円山応挙(1733〜1795)筆「朝顔狗子図杉戸(部分)」(東京国立博物館所蔵)からデザインしています。
この「朝顔狗子図杉戸(部分)」は、東京国立博物館内にある応挙館の杉戸絵の一部であり、もとは名古屋市近郊にあった明眼院(めいがんいん)の客殿として建てられたものです。
- 円山応挙(1733〜1795)】について
江戸中期の画家。丹波の国穴太(あのう)村に農民の子として生まれ、幼少のころから京都において狩野派の流れをくむ鶴沢派の石田幽汀(いしだゆうてい)に学ぶ。その後、「覗からくり」に使用される「眼鏡絵」の制作で西洋の遠近法・陰影法に触れ、中国の宋元画や花鳥画から写生の手法を学び、写実的な独自の画風を確立した。
- その他
この切手はご覧いただいた角度により2種類の別のデザインが浮かび上がる特別な印刷技術「メタリックマルチイメージ(金属多重模様)」を採用。切手の4辺の中央部の穿孔は、通常の丸型とは異なる「楕円形」の穿孔です。
この切手の情報は日本郵政公社の報道発表資料を参照して作成しました。
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