古今和歌集奏覧1100年・新古今和歌集奏覧800年記念郵便切手のデータ

名称	古今和歌集奏覧1100年・新古今和歌集奏覧800年記念
発行日	平成１７年（２００５）　９月　１日(木)
料額	８０円
意匠	「六歌仙図・小野小町(部分)」 土佐光起 筆／東京国立博物館 蔵）	「新三十六歌仙図帖・藤原定家(部分) 狩野探幽 筆／東京国立博物館 蔵
印面寸法	縦３７．０mm　×　横２８．０５mm
版式・刷色	オフセット６色
シート構成	１０枚（縦５枚・横２枚）
デザイン	星山 理佳(切手デザイナー)
初日印指定局	京都中央郵便局

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発行する切手の意匠等

1. 古今和歌集奏覧1100年・新古今和歌集奏覧800年について
   　 平安・中世を代表する勅撰和歌集「古今和歌集」「新古今和歌集」が編纂されてからそれぞれ1100年、800年を迎えます。
   
   　
2. 切手の意匠について
   
   • 古今和歌集と小野小町
     　醍醐天皇の命により延喜五年(905年)に成立した古今和歌集は、新たな王朝風文化時代の始まりを象徴する歌集となっています。日本語を自由に表記しうる「平仮名文」の発明によって、漢字による読み書きから排除されていた女性が、自らの心情を表出する文学形式を得た影響は大きく、この古今和歌集にはその最初の代表歌人ともいえる小野小町の代表作が網羅されています。
     
     《小野小町》「花の色はうつりにけりないたづらにわが身世にふるながめせしまに」
     平安前期の歌人。六歌仙、三十六歌仙の一人。仁明天皇時代に活動したと推測されます。
     切手には、小野小町の肖像画に和歌に詠まれた花〈桜〉をデザイン。
     
     
   • 新古今和歌集と藤原定家
     　古今和歌集の成立から300年、新古今和歌集は後鳥羽上皇の命により元久二年(1205年)に成立しました。王朝文化の最後の輝きともいえるこの和歌集には、西行や藤原俊成・定家父子の作品が多く収められています。
     
     《藤原定家》「見渡せば花も紅葉もなかりけり浦の苫屋の秋の夕暮」
     鎌倉前期の歌人。新古今和歌集の撰者の一人。百人一首を編んだ歌人として著名。
     切手には、藤原定家の肖像画に和歌に詠まれた〈紅葉〉をデザイン。
     
   
   

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この切手の情報は日本郵政公社の報道発表資料を参照して作成しました。

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