奄美群島復帰50周年記念郵便切手のデータ

 
名称  奄美群島復帰50周年記念郵便切手
発行日 平成15年(2003)11月 7日(金)
料額 80円
意匠 田中一村画「奄美の杜〜ビロウとブーゲンビレア〜(部分)」  
印面寸法 縦36.5mm  横26.5mm 
版式・刷色グラビア6色
シート構成10枚(縦5枚・横2枚)シート画像
デザイン玉木 明 (切手デザイナー) 
初日印指定局 名瀬郵便局


発行する切手の意匠等

  1. 奄美群島復帰50周年について
     奄美群島は、第2次世界大戦終結後、昭和21年(1941年)2月に日本本土から切り離され米国軍政府の統治下におかれることになり、本土との海上交通も禁止されました。
     これに対して、島民は粘り強い日本本土への復帰運動を展開し、昭和28年(1953年)12月24日、奄美群島の日本復帰に関する日米協定条約が調印され、翌25日に日本本土への復帰が実現しました。
     本年は、奄美群島が日本に復帰して50周年を迎えることから、記念式典をはじめ復帰を記念する各種イベントが、奄美群島内外で開催されます。
     
  2. デザインについて
     切手の原画には、田中一村(日本画家)が描いた「奄美の杜〜ビロウとブーゲンビレア〜」からツマベニチョウ、ヒシバデイゴ及びブーゲンビレアが描かれている部分を採用しています。また、シートの余白上方にはブーゲンビレアを、下方には作品全体を配しています。
     田中一村は、明治41年(1908年)に栃木県に生まれました。18歳のときに、東京美術大学(現:東京芸術大学)に入学するなど、将来を嘱望されながらも、病気や生活苦の中で中央画壇とは一線を画し、画業に励みました。昭和33年(1958)年、50歳のときに南の島々の自然に魅せられて奄美大島に移り住み、以降69歳で生涯を終えるまで奄美の自然を描き続けました。



特殊通信日付印



手押し                   記念押印機



この切手の情報は日本郵政公社の報道発表資料を参照して作成しました。



〔記念・特殊メニューへ戻る〕