平成15年文化人郵便切手のデータ
名称 | 平成15年文化人切手 |
発行日 | 平成15年(2003)11月 4日(火) |
料額 | 80円 |
意匠 | 斎藤茂吉の肖像画と 蔵王山・短歌 |
北里柴三郎の肖像画と 顕微鏡・研究所 |
印面寸法 | 縦38.5mm×横26.2mm |
縦37.8mm×横26.9mm |
版式・刷色 | グラビア4色・凹版1色 |
グラビア4色・凹版1色 |
シート構成 | 10枚(縦5枚・横2枚) |
10枚(縦5枚・横2枚) |
原画構成者 | 佐藤 紀子 (国立印刷局工芸官) |
及川 滋 (国立印刷局上席工芸官) |
初日指定局 | 上山郵便局 |
小国郵便局 |
発行する切手の意匠等
- 文化人切手について
我が国の今日の発展の基礎を築いた学術・文化の先覚者の偉業をたたえるとともに、今後の我が国の学術・文化の発展に資するため、平成4年(1992)から文化人郵便切手を発行しています。
- 切手の意匠について
- 斎藤茂吉・没後50年 〔1882〜1953〕
正岡子規の遺稿『竹の里歌』を読んで感銘をうけ、これを契機として本格的に作歌をはじめ、大学入学後、伊藤左千夫の門下となり、島木赤彦らとアララギ派を確立しました。
1913年に処女歌集『赤光』を発刊、その後、万葉語を自由に駆使し強い生命力への欲求をうたった歌風で注目され、『あらたま』『白き山』などの作品を発表しました。
また、医学における業績をはじめとして、書画、文筆などにも多彩な才能をあらわし、近代文学史上に優れた作品を残しました。
- 北里柴三郎・生誕150年 〔1853〜1931〕
東京帝国大学(現:東京大学)医学部を卒業後、ドイツに留学して世界的細菌学者ローベルト・コッホに師事し細菌学を研究しました。1889年に破傷風菌の純粋培養に成功、さらに翌年には破傷風免疫体(抗毒素)を発見し、血清療法の基礎を築きました。
帰国後、福沢諭吉等の後援のもと伝染病研究所を設立、所長となり、1894年には香港でペストが発生すると、現地に赴きペスト菌を発見しました。
1914年には私財をもって北里研究所を創立するなど、公衆衛生への貢献、医学教育の発展に大きな業績を残しました。
特殊通信日付印
手押し 記念押印機
この切手の情報は日本郵政公社の報道発表資料を参照して作成しました。
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