日本ASEAN交流年2003記念80円郵便切手のデータ
名称 | 日本ASEAN交流年2003記念 |
発行日 | 平成15年(2003) 6月16日(月) |
料額 | 80円 10種 |
意匠 | オマール・アリ・サイフディン・モスク | アンコール・ワット |
ボロブドゥール寺院 | タート・ルアン |
スルタン・アブドゥール・サマッド・ビル | シュエダゴン・パゴダ |
コルディレラの棚田 | マーライオン |
ワット・プラケオ | 文廟 |
印面寸法 | 縦33.5mm × 横25.0mm |
版式・刷色 | グラビア6色 |
シート構成 | 10枚 シート画像 |
写真提供 | 株式会社 ランズ |
株式会社 世界文化フォト |
写真撮影 | 鈴木 革 (写真家) |
デザイン | 星山 理佳(切手デザイナー) |
初日印指定局 | 東京中央郵便局 |
発行する切手の意匠等
- 日本ASEAN交流年2003について
ASEAN(東南アジア諸国連合)は、1967年に設立された地域協力機構で、加盟国は、ブルネイ、カンボジア、インドネシア、ラオス、マレーシア、ミャンマー、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナムの10カ国です。
今年は、ASEAN文化基金設立25周年に加え、日本・カンボジア外交関係樹立50周年、日本・インドネシア友好通商条約締結40周年、日本・ベトナム外交関係樹立30周年、フィリピンへの日本の移民移住100周年という節目の年を迎えます。このため、日本とASEANの首脳は、日本とASEANが「共に歩み共に進む」ため、2003年を通じて幅広い交流を実施することに合意しました。
- デザイン等について
本件切手のデザインは、ASEAN加盟国10カ国のそれぞれの代表的な建造物や風景を描いています。また、余白上部には、日本ASEAN交流年のロゴマークを配しています。
- オマール・アリ・サイフディン・モスク(ブルネイ・ダルサラーム国)
前国王、第28代オマール・アリ・サイフディンの名が冠されているブルネイを代表する美しいモスクです。
- アンコール・ワット(カンボジア王国)
12世紀前半、スールヤヴァルマン2世がヒンドゥー教の神ヴィシュヌに捧げるとともに、王の偉大さを後世に伝えるために建立した石造寺院です。
- ボロブドゥール寺院(インドネシア共和国)
ジャワ島のジョグジャカルタの北西42キロメートルに位置するボロブドゥール寺院遺跡は、8世紀に建造された世界最大の仏教遺跡です。
- タート・ルアン(ラオス人民民主共和国)
ラオス全土のシンボルとして偉容を誇る黄金の仏塔で、その起源は3世紀頃に遡るとも言われます。
- スルタン・アブドゥール・サマッド・ビル(マレーシア)
最高裁判所、高等裁判所として使われている旧連邦事務局ビルです。
- シュエダゴン・パゴダ(ミャンマー連邦)
ミャンマー全土に存在する無数のパゴダ(仏塔)の中で最も有名なパゴダで、首都ヤンゴンの象徴となっています。
- コルディレラの棚田(フィリピン共和国)
ルソン島中央を走るコルディレラ山脈の中央に位置するイフガオ州に住むイフガオ族が山を切り開いて造ったことから、イフガオのライス・テラスとも呼ばれています、また1995年に世界遺産に登録されました。
- マーライオン(シンガポール共和国)
11世紀、スマトラの王子が現在のシンガポールの地に上陸した際、ライオンに似た動物を発見して、島をサンスクット語で「シンガ(ライオン)プーラ(町)」と名付けたことが国名に繋がったとされています。マーライオン像は伝説のライオンと魚のような胴体を象っています。
- ワット・プラケオ(タイ王国)
王朝の守護寺です。エメラルドのような翡翠で作られた仏像が祀られていることから、別名をエメラルド寺院といいます。
- 文廟(ベトナム社会主義共和国)
李朝時代の1070年、ハノイに建立された孔子廟です。官吏養成を目的としたベトナム初の大学を併設していました。
この切手の情報は日本郵政公社の報道発表資料を参照して作成しました。
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