江戸開府400年シリーズ<第1集>郵便切手のデータ


名称 江戸開府400年シリーズ<第1集>
発行日 平成15年(2003) 5月23日(木)
料額 80円 5種
意匠江戸図屏風               
江戸城本丸等障壁画絵様           
花色日の丸威胴丸具足            
初音蒔絵硯箱                
能面「中将」及び紅地雷文・四ツ花菱文厚板  
印面寸法 縦33.5mm × 横25.0mm 
版式・刷色グラビア6色
シート構成10枚   シート画像
デザイン森田 基治(技芸官)
初日印指定局東京中央郵便局
広島中央郵便局



発行する切手の意匠等

     
  1. 江戸開府400年シリーズについて
     平成15(2003)年は、江戸開府400年に当たります。また、その時代が幕を閉じるきっかけとなったペリー来航から150周年を迎えます。そこで、我が国の中世から近代に至る約300年間の「江戸時代」をテーマとするシリーズ切手を発行します。 
     
  2. 切手の意匠について
     江戸開府400年シリーズは、第1集から第3集まで発行を予定しています。今回の第1集では、「武家の美」をテーマにしており、切手のデザインは、建造物関係(意匠(1)及び(2))、工芸品関係(意匠(3)及び(4))、芸能関係(意匠(5))としています。
     今後、第2集では、「町人と美」、第3集では、「開国に向かって」をテーマとする予定です。

    1. 江戸図屏風(部分) 
       明暦の大火(1657年)以前の江戸とその周辺を描いた六曲一双の屏風です。
      (国立歴史民俗博物館 蔵)
    2. 江戸城本丸等障壁画絵様(部分・合成)
       江戸城本丸御殿の表大広間入側用の下絵として、1800年頃に狩野晴川院が描きました。
       本切手は、牡丹と麒麟のそれぞれの部分を合成したものです。
      (東京国立博物館蔵)
    3. 花色日の丸威胴丸具足 
       徳川家康の遺産帳「駿府御分物御道具帳」に記載されている甲冑です。桃山時代の製作です。
      (徳川美術館 蔵)
    4. 千代姫婚礼調度 初音蒔絵硯箱(部分・国宝) 
       1637年頃に製作された三代将軍徳川家光の長女千代姫の「初音の調度」と呼ばれる婚礼調度です。
      (徳川美術館 蔵)
    5. 能面「中将」及び紅地雷文・四ツ花菱文厚板(部分) 
       能面「中将」は、江戸時代に製作された若い男役の面で、河内大掾家重の作と言われています。
      (徳川美術館 蔵)
       紅地雷文・四ツ花菱文厚板は、厚地の織物の小袖で、主に男役の能衣装です。
      (徳川美術館 蔵)



特別日付印(絵入りハト印)



手押し                 記念押印機



この切手の情報は日本郵政公社の報道発表資料を参照して作成しました。


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