テレビ50年記念念郵便切手のデータ

 

名称 テレビ50年記念 
発行日  平成15年(2003)1月31日(金)
(追加分)平成15年(2003)2月24日(月)
料額 80円 80円
発行数  700万枚700万枚
(追加分)300万枚300万枚
意匠 テレビ局タイトルの鳩と街頭テレビ  「ひょっこりひょうたん島」の人形と
 放送開始当時の家庭用テレビ
印面寸法 縦33.5mm × 横26.0mm 縦33.9mm × 横25.0mm
版式・刷色グラビア6色
シート構成10枚(縦5枚・横2枚) シート画像 10枚(縦5枚・横2枚) シート画像
デザイン森田 基治(技芸官)
初日印指定局東京中央郵便局


発行する切手の意匠等

  1. テレビ50年について
     テレビ放送は、国民の日常生活に必要不可欠なものとなっていますが、平成15(2003)年は、昭和28(1953)年2月に日本放送協会(NHK)がテレビ放送を開始し、また、同年8月に日本テレビ放送網(株)が民放初の放送を開始してから50周年に当たります。
     また、平成15(2003)年には、地上デジタルテレビ放送が開始される予定となっており、将来へ向けてもテレビ放送にとって大きな意義を有する年となります。
     なお、特殊切手発行計画では本件の名称を「テレビ放送50周年記念」としていましたが、「50周年」よりも「50年」とした方が本件の一方の発行趣旨である将来へ向けての意義を込められることと、それに併せて全体の字句を端的なものとするため、「テレビ50年記念」に変更しました。

     
  2. 切手の意匠について
    (1) テレビ局タイトルの鳩と街頭テレビ
     日本テレビ局タイトルを映す街頭テレビと、その前面に同タイトル中の鳩を大きく描いています。
     日本テレビ放送網(株)(日本テレビ)は、昭和27(1952)年7月にテレビジョン放送局予備免許第1号を取得し、昭和28(1953)年8月に開局しました。同社は、テレビ放送を普及させるため、盛り場、駅、公園などに街頭テレビを設置し、多数の群衆がテレビに熱狂しました。
     日本テレビ局タイトルは、平和のシンボルである鳩が巣箱から羽ばたく姿を描いており、放送開始当時から局名を知らせるタイトルとして放映されています。
     切手シートの郵便切手以外の部分には、東京都千代田区にあった放送開始当時の日本テレビ放送網(株)のテレビ塔を描き、その前面にテレビ放送が開始された年である「1953」の文字を配しています。

    (2) 「ひょっこりひょうたん島」の人形と放送開始当時の家庭用テレビ
     全体にテレビ放送開始当時の家庭用の受信機のブラウン管部分を描き、そのブラウン管に昭和39(1964)年から昭和44(1969)年までNHKで放送された連続人形劇「ひょっこりひょうたん島」のドン・ガバチョとその他の島の住人を描いています。
     予備免許の取得は日本テレビ放送網(株)より遅れましたが、我が国におけるテレビ放送を昭和28(1953)年2月に最初に開始したのはNHKです。
     「ひょっこりひょうたん島」は、漂流する島の住人が様々な国とかかわり、大騒ぎに巻き込まれる人形劇で、5年間に1,224回放送され、子供たちの人気を集めました。
     切手シートの郵便切手以外の部分には、地上デジタルテレビ放送用送信装置が取り付けられた東京タワーを、「DIGITAL」の文字で切り抜き、デザインしています。



特殊通信日付印



手押し                 記念押印機



この切手の情報は総務省郵政事業庁の報道発表資料を参照して作成しました。
この切手の追加発行分情報は総務省郵政事業庁の報道発表資料を参照して作成しました。


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