伊万里 ・有田焼切手のデータ
名称
伊万里 ・有田焼
発行都道府県
佐賀県
発行日
平成15年(2003) 4月10日(木)
料額
80円
意匠
色絵狛犬と染付有田皿山職人尽し絵図大皿
印面寸法
縦33.0mm × 横22.5mm
版式・刷色
オフセット5色
シート構成
20枚(縦5枚・横4枚)
写真提供
有田陶磁美術館
販売地域
福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県及び鹿児島県内の各郵便局等
初日指定局
有田郵便局
発行する切手の意匠等
伊万里 ・有田焼について
「伊万里・有田焼」は、16世紀末の豊臣秀吉による朝鮮出兵の際、朝鮮から連れてこられた陶工の李参平が、佐賀領内で磁器の原料となる陶石を探索しているうちに有田泉山(現在の佐賀県西松浦郡有田町)で発見し、白磁創製に成功したことに始まるといわれています。また、当時、有田で焼かれた磁器は、伊万里港から積み出しされたため、「伊万里焼」又は「伊万里」とも呼ばれましたが、現在では、それらの名称を統一して「伊万里・有田焼」とされており、国の伝統的工芸品に指定されています。
切手の意匠について
「色絵狛犬」と「染付有田皿山職人尽し絵図大皿」をデザインしています。
(色絵狛犬)
「色絵狛犬」(佐賀県重要文化財)は、荒々しい形相のうちに愛嬌を感じさせる造形が見事な17世紀後半の作と見られる作品で、緑、赤、黒、黄、茶、紫など多彩にして濃厚な色調が特徴です。
(染付有田皿山職人尽し絵図大皿)
「染付有田皿山職人尽し絵図大皿」(佐賀県重要文化財)は、19世紀の染付製品とみられる口径約60センチメートルの大皿で、当時の有田皿山の陶磁器生産工程が絵草子風に描かれています。
この切手の情報は
総務省郵政事業庁の報道発表資料
を参照して作成しました。
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