旧金毘羅大芝居切手のデータ

 

名称  旧金毘羅大芝居
発行都道府県香川県 
発行日 平成15年(2003) 3月24日(月)
料額 80円
意匠 旧金毘羅大芝居と象頭山 
印面寸法 縦33.0mm × 横22.5mm   
版式・刷色オフセット5色
シート構成20枚(縦5枚・横4枚)
原画作者等辻 一摩 (大学教授)
販売地域 徳島県、香川県、愛媛県及び高知県内の各郵便局等
初日指定局 琴平郵便局


発行する切手の意匠等

     
  1. 旧金毘羅大芝居について
     旧金毘羅大芝居(金丸座)は、天保6(1835)年に建てられた現存する日本最古の芝居小屋で、昭和45(1970)年に国の重要文化財に指定されました。
     昭和51(1976)年に、火災の危険を避けるため、現在の場所に移築されましたが、移築に当たって、客席、舞台や楽屋回りが建てられた当時の形に復元されました。その際、国の重要文化財であり、部品や釘の一つひとつを元と全く同じ状態に戻す必要があったため、4年の歳月がかけられました。客席上は天井が張られず、桟敷や花道のほか、奈落や鳥屋に至るまで旧規が保たれており、江戸時代の芝居小屋を知ることができる唯一の遺構です。
     昭和60(1985)年からは、年に1回「四国こんぴら歌舞伎大芝居」が上演されています。

     ※ 奈落 劇場の舞台と花道の床下。回り舞台などの仕掛けがある。
       鳥屋 舞台花道の揚げ幕内に設けた小部屋。俳優が花道の出を待つところ
     
  2. 象頭山について
     象頭山(琴平山)は、香川県西部の仲多度郡琴平町と三豊郡高瀬町の境をなす標高521mの山で、山容が象の頭の形をしていることからこう呼ばれ、山の東部中腹に金刀比羅宮があります。神域のため長い間人の手が入らず、クス等の照葉樹林が残され、鳥獣の生息も多く、国の名勝・天然記念物に指定されています。
     
  3. 切手の意匠について
     象頭山の風景を背景に、「旧金毘羅大芝居」を描いています。


この切手の情報は総務省郵政事業庁の報道発表資料を参照して作成しました。



〔ふるさとメニューへ戻る〕