北海道遺産切手のデータ
  
 
  
    | 名称       |  北海道遺産 | 
    | 発行都道府県 | 北海道     | 
    | 発行日     | 平成15年(2003) 2月 5日(水) | 
    | 料額       | 80円         | 80円                 | 
    | 意匠       | アイヌ文様  | 摩周湖  | 
    | 印面寸法   | 縦33.0mm × 横22.5mm   | 
    | 版式・刷色 | グラビア5色  | 
    | シート構成 | 20枚(縦5枚・横4枚)         | 
    | 原画作者   | 加藤 町子 (社団法人北海道ウタリ協会 優秀工芸師) | 
                           西村 昌実 (イラストレーター)     | 
    | 販売地域  | 北海道内の各郵便局等 | 
    | 初日指定局 |  札幌中央郵便局 |  弟子屈郵便局 | 
  
発行する切手の意匠等
 -  北海道遺産について
 「北海道遺産」は、北海道の豊かな自然やそこに住む人々によって築き上げられてきた歴史・文化・産業・生活といった様々な価値を持ったものを北海道独自の視点から掘り起こし、道民参加で選ぶ、次世代に引き継ぎたい有形・無形の財産で、「北海道遺産構想」を道民全体の運動として進めることを目的に有識者等で組織された「北海道遺産構想推進協議会」により、平成13(2001)年に第1回目として25件が選定されました。「北海道遺産構想」は、平成9(1997)年4月に堀北海道知事が提唱した「北の世界遺産構想」が道の施策として具体化されたものです。
 今回は、これら第1回目に選定された25件の中から「アイヌ文様」と「摩周湖」を取り上げました。
 アイヌ文様は、アイヌ民族が使用する衣類や道具などに施されたモレウと呼ばれる渦巻き型のものに代表される独特の文様で、家族によっても独自のものがあり、祖父母から父母、そして子供たちにと受け継がれた伝統があります。その形状、図案や色彩は、印象深い美的価値を含んでおり、文化的にも秀でているものです。
 摩周湖は、北海道東部に位置する、周囲24キロメートル、面積19.6平方キロメートル、最深部212メートルのカルデラ湖です。世界有数の透明度で知られるとともに、周辺の自然もよく保全されており、その際だった景観は、北海道の湖沼と山岳の複合景観として最も代表的なものです。
  -  切手の意匠について
・アイヌ文様
 摩周湖をイメージして製作されたアイヌ文様を描いており、渦巻き型の文様は、湖面の波を表現しています。
・摩周湖
 摩周湖の特徴である湖とカムイヌプリ(摩周岳)など山岳との複合景観を、カムイシュ島も含めて描いています。
 
この切手の情報は総務省郵政事業庁の報道発表資料を参照して作成しました。
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