能楽のまち 延岡切手のデータ

 

名称  能楽のまち 延岡
発行都道府県宮崎県
発行日 平成15年(2003) 2月 3日(月)
料額 80円 80円
意匠 延岡藩神事能 のべおか天下一薪能 
印面寸法 縦33.0mm × 横22.5mm 
版式・刷色グラビア5色
シート構成20枚(縦5枚・横4枚)
原画作者 大塚 浩平(日本画家) 大塚 浩平(日本画家)
背景:井形 淳
  (グラフィックデザイナー)
販売地域 福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県
及び鹿児島県内の各郵便局等
初日指定局 延岡郵便局


発行する切手の意匠等

     
  1. 能楽のまち延岡について
     慶長年間の延岡藩主高橋元種は、能を好み、守護神社である今山八幡宮に奉納するため、「神事能」を慶長12(1607)年から藩の行事として始めました。元種は、家臣や町人等にもこの能を習い、演じさせ、以後この地域の生活文化にこの能が根付きました。
     また、延享4(1747)年から8代にわたり延岡藩主であった内藤家には、桃山時代末期から江戸時代初期にかけて活躍し、「天下一」の称号を与えられた面打師が製作したものを含む66の能面が残されていました。
     このような歴史から、近年、宮崎県延岡市は、地域振興策として「能楽振興のまちづくり」を推進しており、その代表的な行事として、毎年10月に延岡城址で内藤家伝来の能面を使用した「のべおか天下一薪能」を開催しています。
     
  2. 切手の意匠について
    ・延岡藩神事能
     約330年前ころに描かれた「延岡城下図屏風」から「神事能」が演じられている部分を模写し、描いています。
    ・のべおか天下一薪能
     延岡城址の石垣をバックに、「のべおか天下一薪能」で能面「小面」を着けて舞う演者を描いています。



この切手の情報は総務省郵政事業庁の報道発表資料を参照して作成しました。



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