世界遺産シリーズ第7集郵便切手のデータ

 
 

名称 世界遺産シリーズ第7集
発行日 平成14年(2002) 6月21日(金)
料額 80円 10種
発行数 3,000万枚(10種連刷・各300万枚)
意匠 東大寺 大仏殿    東大寺 南大門     
東大寺 大仏蓮弁毛彫 東大寺 戒壇堂 広目天 
東大寺 法華堂    興福寺 五重塔     
興福寺 北円堂    興福寺 阿修羅     
興福寺 仏頭     興福寺 竜燈鬼立像   
印面寸法 縦33.5mm × 横25.0mm  
版式・刷色グラビア6色
シート構成10枚   シート画像
写真撮影 便利堂
写真撮影 入江 泰吉(写真家)
小川 光三(写真家)
デザイン森田 基治(技芸官)
初日印指定局奈良中央郵便局



発行する切手の意匠等

  1. 世界遺産シリーズについて
     人類共通の文化遺産及び自然遺産の国際的保護を図る目的で採択された「世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約」に基づき登録された我が国の世界遺産については、平成5年に登録されたものを題材として平成7年に「世界遺産」シり一ズ切手を発行しましたが、今回、平成7年以降に登録された世界遺産について新たなシリーズ切手を発行します。
     
  2. 古都奈良の文化財について
     710年の平城京遷都から784年まで日本の首都であった奈良は、政治・経済・文化の中心地として繁栄しました。
     平安京(京都)遷都後は、平城京が置かれていたあたりは田畑となったものの、社寺の多くはこの地に残り、その後これらを中心とした町が新たに形成されました。京都に対して「南都」と呼ばれた各社寺周辺は、門前町として栄え、現在に継承されています。
     こうした「古都奈良」において、平成10(1998)年12月に登録された世界遺産には、国宝25棟、重要文化財53棟を含む次の8つの資産群があります。

         ・東大寺     ・興福寺     ・春日大社    ・春日山 原始林 
         ・元興寺     ・薬師寺     ・唐招提寺    ・平城宮跡    

     これらは、8世紀に中国大陸や朝鮮半島から伝播して定着し、日本で独自の発展を遂げ、以後の建築の規範として大きな影響力を保ち続けた仏教建造物群、社殿と一体となり、神聖な場として重視されてきた山などの文化的景観、古代宮都の考古学的遺跡などの重要な事例群です。

     第7集では、このうち東大寺及び興福寺をデザインしました。
     
  3. 東大寺について
     皇太子供養のため聖武天皇の発願で建立された官寺を始まりとし、745年には大仏の鋳造が始められ、このころから東大寺と呼ばれるようになりました。大仏殿(金堂)、南大門など国宝8棟(正倉院正倉を含む。)、重要文化財18棟
     
  4. 興福寺について
     710年の平城京遷都とともに、飛鳥厩坂から現在の地へ移転し、藤原氏の氏寺として同氏の隆盛とともに栄えた寺院です。五重塔、北円堂など国宝4棟、重要文化財2棟
     
  5. シート余白部分
     春日野 風景



初日用通信日付印



手押し                 記念押印機



この切手の情報は総務省郵政事業庁の報道発表資料を参照して作成しました。


〔記念・特殊メニューへ戻る〕