切手趣味週間にちなむ郵便切手のデータ

 
名称  切手趣味週間にちなむ郵便切手
発行日 平成14年(2002)4月19日(金)
料額 80円
発行数 2,500万枚(2種連刷・各1,250万枚)
意匠 賀茂競馬図屏風(一)賀茂競馬図屏風(二)
印面寸法 縦42.0mm × 横30.0mm 
版式・刷色グラビア6色
シート構成10枚(縦5枚・横2枚)
原画作者森田 基治(技芸官) 
初日印指定局 東京中央郵便局


発行する切手の意匠等

  1. 切手趣味週間について
     を一般の方々に広く認識していただくとともに、切手収集の趣味の普及を図るため、昭和22(1947)年に制定された「切手趣味の週間」をその始まりとするもので、昭和22(1947)年から、これにちなんだ切手を発行しています。
     現在は、郵政記念日である4月20日を含む1週間を切手趣味週間としています。
     
  2. 切手の意匠について
     今年が午年であることにちなみ、京都の賀茂別雷神社(上賀茂神社)で毎年5月5日に行われる「賀茂競馬」を描いた六曲一双の「賀茂競馬図屏風」から、右隻の最も動的な部分であり主題部分ともいえる、競馬の二つの場面(第三扇及び第五扇)を取り上げています。
     賀茂競馬図屏風は、右隻が競馬の情景であるのに対して、左隻はのどかな川の流れを主体として描かれており、一双の屏風に静と動が対比されています。寛永年間(1624〜1644)前半、長谷川派に連なる絵師(氏名不詳)によって描かれたものと考えられており、現在は、神奈川県横浜市にある財団法人馬事文化財団「馬の博物館」が所蔵しています。
     
  3. メタリックマルチイメージについて
     この郵便切手の印刷には、「メタリックマルチイメージ(金属多重模様)」と呼ばれる特別な印刷技術を採用しています。これは、偽造防止のために財務省印刷局により開発された技術で、今回初めて郵便切手に採用するものです。角度を変えて見ることで、カラーで印刷された競馬の絵の上部又は下部に「PHILATELY WEEK 2002」及び「NIPPON」の文字が交互に浮かび上がります。
     メタリックマルチイメージ「PHILATELY WEEK 2002」
     メタリックマルチイメージ「NIPPON」



特殊通信日付印



手押し                   記念押印機



この切手の情報は総務省郵政事業庁の報道発表資料を参照して作成しました。



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