八千代座切手のデータ

 

名称  八千代座
発行都道府県熊本県
発行日 平成14年(2002) 7月15日(月)
料額 80円
意匠 八千代座及び天井広告画 
印面寸法 縦33.0mm × 横22.5mm   
版式・刷色オフセット5色
シート構成20枚(縦5枚・横4枚)
原画作者等(建物部分) 神宮司 正(画家)
(背景部分) 吉良 克彦(グラフィックデザイナー)
販売地域 福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎及び鹿児島県内の各郵便局等
初日指定局 山鹿郵便局


発行する切手の意匠等

     
  1. 八千代座について
     「八千代座」は、熊本県山鹿市にある、明治43(1910)年に有志の資金を募って建設された木造の芝居小屋で、客席平場の枡割り、花道、廻り舞台等江戸時代の伝統的設備が今も残っています。一方、柱の数を少なくして舞台を見やすくするために、屋根裏の梁組に洋風建築手法を用いたり、2階客席を支えるために鋳鉄製の丸柱を使用したり、廻り舞台下のレールにドイツ製のものを使用したりと、随所に当時としては珍しい西洋技術も取り入れられています。また、客席周囲の小壁や天井の格間に各種の広告画が埋められていたことも特徴の一つです。昭和63(1988)年、劇場建築としては、全国で3番目に国の重要文化財に指定されています。
     
  2. 切手の意匠について
    「八千代座」の外観と、その上方に同座の天井広告画を描いています。


この切手の情報は総務省郵政事業庁の報道発表資料を参照して作成しました。



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