世界遺産シリーズ第4集郵便切手のデータ
名称 | 世界遺産シリーズ第4集 |
発行日 | 平成13年(2001) 8月23日(木) |
料額 | 80円 10種 |
発行数 | 3,000万枚(10種連刷・各300万枚) |
意匠 | 延暦寺 根本中堂 | 延暦寺 不滅の法灯 |
延暦寺 にない堂 | 醍醐寺 三宝院庭園 |
醍醐寺 三宝院庭園 | 醍醐寺 五重塔 |
仁和寺 御殿 | 仁和寺 五重塔 |
平等院 鳳凰堂 | 平等院 雲中供養菩薩 |
印面寸法 | 縦33.5 mm × 横25.0 mm | 縦33.5 mm × 横25.0 mm |
縦33.5 mm × 横25.0 mm | 縦33.5 mm × 横28.05mm |
縦33.5 mm × 横28.05mm | 縦33.5 mm × 横25.0 mm |
縦33.5 mm × 横25.0 mm | 縦33.5 mm × 横25.0 mm |
縦33.5 mm × 横25.0 mm | 縦35.0 mm × 横26.5 mm |
版式・刷色 | グラビア6色 |
シート構成 | 10枚 シート画像 |
写真撮影 | 便利堂 |
写真提供 | 延暦寺 |
便利堂 |
仁和寺 |
平等院 |
総合デザイン | 森田 基治(技芸官) |
初日印指定局 | 大津中央郵便局 |
発行する切手の意匠等
- 世界遺産シリーズについて
人類共通の文化遺産及び自然遺産の国際的保護を図る目的で採択された「世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約」に基づき登録された我が国の世界遺産については、平成5年に登録されたものを題材として平成6年に「世界遺産」シり一ズ切手を発行しましたが、今回、平成6年以降に登録された世界遺産について新たなシリーズ切手を発行します。
- 古都京都の文化財(京都市、宇治市、大津市)について
「古都京都」とは、794年につくられた平安京とその近郊を含む地域を称し、そこでは、平安・鎌倉・室町・桃山・江戸の各時代にわたり、日本の首都としての優れた文化が創造、蓄積され、現在まで継承されています。
こうした古都京都において、平成6年12月に登録された世界遺産には、歴史上、芸術上の価値が高く、日本を代表する特に重要な文化財として文化財保護法により指定された国宝建造物又は特別名勝庭園を有し、かつ周辺の風致景観を含めた保護状況にも優れた、次の17の社寺等があります。
・賀茂別雷神社 | ・仁和寺 | ・鹿苑寺 |
・賀茂御祖神社 | ・平等院 | ・慈照寺 |
・教王護国寺 | ・宇治上神社 | ・竜安寺 |
・清水寺 | ・高山寺 | ・本願寺 |
・延暦寺 | ・西芳寺 | ・二条城 |
・醍醐寺 | ・天竜寺 | |
各社寺等を取り巻く地域には、それぞれが立地する東山、北山、西山の山地等と市街地の景観が保全されるための措置が講じられています。
また、平安京があった付近では、木造建築による都市である宿命として、しばしば発生した大火に見舞われたことから、主に17世紀以降の建造物しか現在に伝えられていませんが、郊外の山麓や山腹では952年建立の醍醐寺五重塔のほか、各時代にわたる多数の代表的な建造物や庭園が保存されており、これらは東アジアの古都のなかでも特徴あるものとなっています。
第3集(賀茂別雷神社、賀茂御祖神社、東寺、清水寺)に引き続き、第4集では以下の4社寺をデザインしました。
- 延暦寺について
787年、最澄により都の北東(鬼門にあたる地)、比叡山に開かれた天台宗総本山。14世紀から17世紀の多くの堂塔が現存しています。国宝1棟、重要文化財8棟
- 醍醐寺社について
874年に山上に開かれ、10世紀初めに山下の伽藍ができ勅願寺となりました。京都最古の建造物である952年の五重塔から、17世紀までの建造物が残っています。国宝6棟、重要文化財10棟、特別名勝庭園1件
- 仁和寺について
9世紀末に宇多天皇が勅願寺として建てた門跡寺院で、17世紀から19世紀の建造物が残っています。国宝1棟、重要文化財14棟
- 平等院について
1052年に藤原頼通が別荘を寺とし、翌年に鳳凰堂が建てられました。11世紀から13世紀の建造物が残っています。国宝4棟、重要文化財1棟、名勝1件
初日用通信日付印
手押し 記念押印機
この切手の情報は総務省郵政事業庁の報道発表資料を参照して作成しました。
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