世界遺産シリーズ第3集郵便切手のデータ

   

名称 世界遺産シリーズ第3集
発行日 平成13年(2001) 6月22日(金)
料額 80円 10種
発行数 3,000万枚(10種連刷・各300万枚)
意匠 賀茂別雷神社 細殿・舞殿・土屋 賀茂別雷神社 楼門    
賀茂御祖神社 東本殿      賀茂御祖神社 狛犬    
東寺 南大門と五重塔      東寺 不空成就如来    
東寺 如意輪観音        東寺 大威徳明王     
清水寺 西門と三重塔      清水寺 本堂       
印面寸法 縦33.5 mm × 横28.05mm縦33.5 mm × 横28.05mm
縦33.5 mm × 横28.05mm縦33.5 mm × 横28.05mm
縦33.5 mm × 横25.0 mm縦33.5 mm × 横25.0 mm
縦33.5 mm × 横25.0 mm縦33.5 mm × 横25.0 mm
縦33.5 mm × 横25.0 mm縦33.5 mm × 横25.0 mm
版式・刷色グラビア6色
シート構成10枚   シート画像
写真撮影 麻賀  進(写真家)
岡本 茂男(写真家)
写真提供 教王護国寺      
便利堂       
総合デザイン森田 基治(技芸官)
初日印指定局京都中央郵便局



発行する切手の意匠等

  1. 世界遺産シリーズについて
     人類共通の文化遺産及び自然遺産の国際的保護を図る目的で採択された「世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約」に基づき登録された我が国の世界遺産については、平成5年に登録されたものを題材として平成6年に「世界遺産」シり一ズ切手を発行しましたが、今回、平成6年以降に登録された世界遺産について新たなシリーズ切手を発行します。
     
  2. 古都京都の文化財(京都市、宇治市、大津市)について
     「古都京都」とは、794年につくられた平安京とその近郊を含む地域を称し、そこでは、平安・鎌倉・室町・桃山・江戸の各時代にわたり、日本の首都としての優れた文化が創造、蓄積され、現在まで継承されています。
    こうした古都京都において、平成6年12月に登録された世界遺産には、歴史上、芸術上の価値が高く、日本を代表する特に重要な文化財として文化財保護法により指定された国宝建造物又は特別名勝庭園を有し、かつ周辺の風致景観を含めた保護状況にも優れた、次の17の社寺等があります。

    ・賀茂別雷神社    ・仁和寺       ・鹿苑寺       
    ・賀茂御祖神社  ・平等院     ・慈照寺     
    ・教王護国寺   ・宇治上神社   ・竜安寺     
    ・清水寺     ・高山寺     ・本願寺     
    ・延暦寺     ・西芳寺     ・二条城     
    ・醍醐寺     ・天竜寺      

     各社寺等を取り巻く地域には、それぞれが立地する東山、北山、西山の山地等と市街地の景観が保全されるための措置が講じられています。

     また、平安京があった付近では、木造建築による都市である宿命として、しばしば発生した大火に見舞われたことから、主に17世紀以降の建造物しか現在に伝えられていませんが、郊外の山麓や山腹では952年建立の醍醐寺五重塔のほか、各時代にわたる多数の代表的な建造物や庭園が保存されており、これらは東アジアの古都のなかでも特徴あるものとなっています。

     第3集では、以下の4社寺をデザインしました。
     
  3. 賀茂別雷神社について
     上賀茂神社の名称で親しまれており、平安京創設以来、国家鎮護の神社として朝廷の崇敬を受け、17世紀から19世紀の社殿を伝えています。国宝2棟、重要文化財34棟。
     
  4. 賀茂御祖神社について
     下鴨神社の名称で親しまれており、賀茂別雷神社と同様の沿革をもつ平安京以来の神社です。国宝2棟、重要文化財31棟。
     
  5. 東寺(教王護国寺)について
     平安京造営に際し国家鎮護のために東寺として建設され、空海が真言宗寺院としたものです。平安時代以来の寺地を守るとともに、14世紀から17世紀の建造物が残されています。国宝4棟、重要文化財10棟。
     
  6. 清水寺について
     778年の創建で、清水の観音として平安時代以来庶民の参詣が絶えず、15世紀から17世紀の建造物があります。国宝1棟、重要文化財18棟、名勝庭園1件。
     



初日用通信日付印



手押し                 記念押印機



この切手の情報は総務省郵政事業庁の報道発表資料を参照して作成しました。


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