切手趣味週間にちなむ郵便切手(赤い丸形ポスト誕生100周年)のデータ

 
名称  切手趣味週間にちなむ郵便切手(赤い丸形ポスト誕生100周年)
発行日 平成13年(2001)4月20日(金)
料額 80円
発行数 3,000万枚
意匠 郵便物投函の図・中村洗石 
印面寸法 縦36.5mm  横24.45mm 
版式・刷色グラビア6色
シート構成10枚(縦5枚・横2枚)シート画像
原画作者森田 基治(技芸官) 
初日印指定局   日本橋郵便局


発行する切手の意匠等

  1. 切手趣味週間について
     切手趣味週間は、郵便切手の持つ「美しさ」、「芸術性」といった文化的価値を広く一般の方々にも認識していただくとともに、切手収集の趣味の普及を図るため、昭和22(1947)年11月に制定された「切手趣味の週間」をその始まりとしています。
     現在は、逓信記念日である4月20日を含む1週間が切手趣味週間として定着しており、期間中には「全日本切手展」を始め、「切手展」、「切手教室」などが全国各地で開催されています。
     
  2. 赤い丸形ポスト誕生100周年について
     明治34(1901)年、東京日本橋の北側に俵谷高七氏考案の「俵谷式ポスト」が、また、日本橋の南側には中村幸治氏考案の「中村式ポスト」が試験的に設置されました。これらが、赤色・丸形・鉄製の郵便ボストの始まりです。
     この試行を経て、鋳鉄製赤色円筒形のポストは、明治41(1908)年、正式に公達の中でその雛形が定められました。
     このポストは、郵便物の差入口が回転式になっていたことから「回転式ポスト」と呼ばれ.後の昭和24(1949)年に登場した「丸型ポスト」のデザインの原形となりました。
     平成13(2001)年は、赤い丸形ポストが誕生して1oo周年を迎えます。
     
  3. 切手の意匠について
     切手の意匠には、この回転式ポストの投函風景を描いた中村洗石画「郵便物投函の図」を採用しています。
     余白部分には、上部分=「俵谷式ポスト」と「立版古」に描かれた郵便物を配達する人
            下部分=「中村式ポスト」と「立版古」に描かれた郵便物を差し出す人
    をそれぞれデザインしています。
     「郵便物投函の図」及び余白に採用した「立版古」(明治35(1902)年発行)は、総務省郵政研究所付属資料館に所蔵されています。
    ※立版古とは、厚紙を切り抜き、風景や乏居の一場面などの錦絵を立体的に組み立てた起し絵。



特殊通信日付印



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この切手の情報は総務省郵政事業庁の報道発表資料を参照して作成しました。



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