「20世紀デザイン切手」シリーズ第6集郵便切手のデータ
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昭和初期の浅間山 | 「蟹工船」小林多喜二 |
ハンドバッグ・開襟シャツ | |
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国産乗用車量産始まる |
マンガ「のらくろ」 | |
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日本ダービー始まる | 日本ダービー始まる |
影を慕いて | 五・一五事件 二・二六事件 |
名称 | 20世紀デザイン切手シリーズ第6集 |
発行日 | 平成12年(2000) 2月 9日(水) |
料額 | 80円 8種 50円 2種(国産乗用車量産始まる) |
発行数 | 7,000万枚(10種連刷・各700万枚) |
意匠 | 昭和初期の浅間山 | 「蟹工船」小林多喜二 |
ハンドバッグ・開襟シャツ | 国産乗用車量産始まる |
国産乗用車量産始まる | マンガ「のらくろ」 |
日本ダービー始まる | 日本ダービー始まる |
影を慕いて | 五・一五事件 二・二六事件 |
印面寸法 | 縦33.5mm×横28.05mm | 縦33.5mm×横25.0mm |
縦33.5mm×横25.0mm | 縦36.5mm×横28.05mm |
縦36.5mm×横28.05mm | 縦33.5mm×横28.05mm |
縦36.5mm×横28.05mm | 縦36.5mm×横28.05mm |
縦36.5mm×横25.0mm | 縦36.5mm×横25.0mm |
版式・刷色 | グラビア6色 |
シート構成 | 10枚 シート画像 |
総合デザイン | 森田 基治(郵政省・技芸官) |
初日印指定局 | 長野中央郵便局 |
発行する切手の意匠等
- 「20世紀デザイン切手」シリーズについて
郵政省では、我が国の20世紀を象徴し、21世紀へ向けて、夢と希望のある題材を、芸術、スポーツ、科学・技術、世相等の各種ジャンルにおいて楽しいデザインのシリーズ切手を発行します。
- 切手の意匠について
- 昭和初期の浅間山
長野・群馬県境にそびえる浅間山(標高2,568m)は、古くから多数の噴火が記録されている我が国の代表的活火山の一つです。昭和初期にも火山活動が活発化し、1929年(昭和4年)の噴火では山林が焼失し、直径30〜60cmの噴石が3kmも飛んだと言われています。また翌年に6名、翌々年にも3名の死者を出す大規模な噴火が続き、噴石に加え、広範囲での降灰が観測されました。
(資料提供:中島松樹氏)
- 「蟹工船」小林多喜二
大正の末から昭和の初期にかけての社会・労働運動の高揚にともない、社会問題をあつかったプロレタリア文学がおこりました。作家小林多喜二 は、1929年(昭和4年)、機関誌・戦旗に「蟹工船」を発表し、プロレタリア文学の代表的作家となりました。
(資料提供:日本近代文学館)
- ハンドバッグ・開襟シャツ
欧米から輸入された洋服は、昭和初期に入ると次第に定着していきました。洋装化にともない婦人服飾では「ハンドバッグ」が必需品となり、皮革製のものが登場しました。紳士服飾では、「開襟シャツ」が登場し、流行しました。
(資料提供:日本近代文学館)
- 国産乗用車量産始まる
1932年(昭和7年)、「ダットサン10型」の生産が開始され、純国産の乗用車として初めて量産が軌道に乗りました。ボディは購入者の好みに合わせ、ロードスター、フェートン等が生産されました。また、1936年(昭和11年)には、「トヨダaa型乗用車」の生産も開始されました。
(資料提供:日産自動車(株))
(資料提供:トヨタ自動車(株))
- マンガ「のらくろ」
漫画家田河水泡が生み出した「のらくろ二等卒」は、1931年(昭和6年)の少年倶楽部新年号から、連載が始まりました。主人公である不遇な野良犬くろが、失敗ばかりしながらも昇進していく物語は、大人気となり、当初2年間の予定だった連載は、約11年に渡る長期に及びました。
(資料提供:町田市立博物館)
- 日本ダービー始まる
1932年(昭和7年)、第一回日本ダービーは「東京優駿大競走」の名で、距離2,400m、出走馬19頭により目黒競馬場で開催され、「ワカタカ号」が優勝しました。第二回優勝は「カブトヤマ号」で、カブトヤマ号は後に種牡馬となり、第14回ダービー優勝馬のマツミドリ号等を産出した功績をたたえられ、カブトヤマ記念競走が設けられました。
(資料提供:日本中央競馬会)
(資料提供:馬事文化財団)
- 影を慕いて
1931年(昭和6年)、古賀政男作詞・作曲の「影を慕いて」が佐藤千夜子の歌でレコード化、更に翌年、藤山一郎の歌でもレコード化され大ヒットとなりました。古賀政男自身の青年時代の悲恋を綴ったこの曲は、今も多くの人々に愛されている「古賀メロディー」を代表する1曲となりました。
(資料提供:古賀政男音楽文化振興財団)
- 五・一五事件 二・二六事件
1932年(昭和7年)5月15日、海軍の青年将校らが首相官邸等を襲撃し、犬養毅首相を殺害しました。また、1936年(昭和11年)2月26日には、陸軍の青年将校らが高橋是清大蔵大臣、斎藤実内大臣らを殺害し、首相官邸等を占拠しましたが鎮圧されました。
- シート余白部分
雑誌別冊付録「のらくろ小犬時代」の表紙絵(部分)
(昭和10年7月発行の雑誌「少年倶楽部」の付録)
(資料提供:町田市立博物館)
初日用通信日付印
手押し 記念押印機
この切手の情報は郵政省の報道発表資料を参照して作成しました。
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