「20世紀デザイン切手」シリーズ第5集郵便切手のデータ
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映画「鞍馬天狗」 | 東京地下鉄開業 |
東京地下鉄開業 | ラジオ体操始まる |
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アムステルダム五輪 鶴田義行選手 | アムステルダム五輪 織田幹雄選手 |
アムステルダム五輪 | アムステルダム五輪 人見絹枝選手 |
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| カフェー全盛 |
「放浪記」林芙美子 | |
名称 | 20世紀デザイン切手シリーズ第5集 |
発行日 | 平成12年(2000) 1月21日(金) |
料額 | 80円 8種 50円 2種(東京地下鉄開業) |
発行数 | 7,000万枚(10種連刷・各700万枚) |
意匠 | 映画「鞍馬天狗」 | 東京地下鉄開業 |
東京地下鉄開業 | ラジオ体操始まる |
アムステルダム五輪 鶴田義行選手 |
アムステルダム五輪 織田幹雄選手 |
アムステルダム五輪 |
アムステルダム五輪 人見絹枝選手 |
カフェー全盛 | 「放浪記」林芙美子 |
印面寸法 | 縦36.5mm×横28.05mm | 縦36.5mm×横28.05mm |
縦36.5mm×横28.05mm | 縦36.5mm×横25.0mm |
縦36.5mm×横28.05mm | 縦36.5mm×横28.05mm |
縦36.5mm×横28.05mm | 縦36.5mm×横28.05mm |
縦33.5mm×横28.05mm | 縦33.5mm×横25.0mm |
版式・刷色 | グラビア6色 |
シート構成 | 10枚 シート画像 |
総合デザイン | 森田 基治(郵政省・技芸官) |
初日印指定局 | 東京中央郵便局 |
発行する切手の意匠等
- 「20世紀デザイン切手」シリーズについて
郵政省では、我が国の20世紀を象徴し、21世紀へ向けて、夢と希望のある題材を、芸術、スポーツ、科学・技術、世相等の各種ジャンルにおいて楽しいデザインのシリーズ切手を発行します。
- 切手の意匠について
- 映画「鞍馬天狗」
1927年(昭和2年)、大佛次郎が創作した幕末のヒーロー鞍馬天狗を主人公とする映画「鞍馬天狗異聞・角兵衛獅子 」が嵐 長三郎 (後に「嵐 寛寿郎」と改名)の主演で制作されました。白馬にまたがり、黒の着流しスタイルの鞍馬天狗は国民的な人気を集め、1959年(昭和34年)までに、60本以上の映画が制作され、代表格の嵐寛寿郎をはじめ11人もの役者が鞍馬天狗に扮しました。
(写真提供:(株)マツダ映画社)
- 東京地下鉄開業
1927年(昭和2年)12月30日、東京の上野〜浅草間に日本初、アジアでも初の地下鉄が開業しました。鋼鉄・黄色の車両は98人乗りで自動ドア、自動列車停止装置を装備し、1両編成により約2.2kmを4分50秒で運行しました。10銭銅貨を投入すると腕木が回転して通行できる自動改札も評判を呼び、開業当初は大変な混雑ぶりとなりました。
(資料提供:帝都高速度交通営団)
- ラジオ体操始まる
昭和天皇御即位の大礼記念事業の一つとして、逓信省(現在の郵政省)簡易保険局が国民の健康の維持・増進を図るために制定した「国民保健体操」のラジオ放送が、日本放送協会の協力を得て、1928年(昭和3年)11月に始まりました。以後、この体操は「ラジオ体操」の名で親しまれ、国民的体操として定着していきました。
(資料提供:郵政研究所附属資料館)
- アムステルダム五輪 鶴田義行選手
1928年(昭和3年)、オランダで開催された第9回アムステルダム大会の水泳男子200m平泳ぎの決勝は8月8日に行われ、鶴田義行選手が2分48秒8のオリンピック新記録で優勝し、水泳競技においては日本選手初の金メダリストとなりました。鶴田選手は、続く第10回ロサンゼルス大会でも200m平泳ぎで優勝、日本選手初のオリンピック連覇を成し遂げました。
- アムステルダム五輪 織田幹雄選手
前回のパリ大会に続いて2回目の参加となる織田幹雄選手は、アムステルダム大会の陸上三段跳びに出場しました。大会前から好調を持続していた織田選手は、8月2日に行われた決勝2回目のジャンプで15m21cmを記録して優勝し、オリンピックにおける日本選手初の金メダリストとなりました。
- アムステルダム五輪
46カ国、3,015人の役員・選手が参加して開催されたアムステルダム大会では、当日の競技の進行予定が記載された競技プログラムが発行されました。意匠に採用した8月2日の陸上プログラムは、この日陸上三段跳びで金メダルを獲得した織田幹雄選手が持ち帰られたものです。
(資料提供:秩父宮記念スポーツ博物館)
- アムステルダム五輪 人見絹枝選手
オリンピック史上、アムステルダム大会において初めて採用された陸上女子種目のうち、800mに出場した人見絹枝選手は、2分17秒6で2位に入賞、日本女子選手初のオリンピックメダリストとなりました。人見選手は、女子100mの準決勝で敗退を喫し、その雪辱のために未経験の800mに出場して、この快挙を達成しました。
(写真提供:共同通信社)
- カフェー全盛
明治時代に登場したカフェーは、1920年代後半から1930年代前半にかけて全盛期を迎えました。ダンスホールやビヤホールとともに、モダンボーイ・モダンガールら男女の集う社交場としてにぎわいました。
(資料提供:日本漫画資料館・清水勲氏)
- 「放浪記」林芙美子
1928年(昭和3年)、林 芙美子が長谷川時雨主宰の雑誌「女人藝術」に「秋が来たんだ−放浪記−」を発表、その後同誌と雑誌「改造」に連載された文章をまとめて1930年(昭和5年)に単行本として「放浪記」を出版しました。貧しく辛い放浪の日々にありながら、強く生きる主人公のあり方が共感を呼び、この作品はベストセラーとなりました。
(資料提供:新宿区立新宿歴史博物館)
- シート余白部分
アムステルダムのオリンピック・スタジアムと金・銀メダルのイメージ
(資料提供:秩父宮記念スポーツ博物館)
初日用通信日付印
手押し 記念押印機
この切手の情報は郵政省の報道発表資料を参照して作成しました。
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